孫達「伯母さま、何処を探してもブレッドお爺様が居ないの…( ; ; )」
台所で夕飯の支度をしていたクリスの妻に、孫達が訴えています。
その時です。「ワンッ❗️」
突然、何かを察知したかの様に、室内犬のフランダが二階へと走り出しました。
夕飯の支度に追われていた他の家族達も、胸騒ぎを覚えます。
子供達に居間に残る様に指示すると、一斉にフランダの後を追いました。
あの部屋のドアが、開いたままになっています。
クゥ~ン、クゥ~ン…、
フランダが哀しそうな鳴き声を上げながら、倒れたブレッドに寄り添っていました。
その顔には、苦しんだ様子は微塵も無く、微笑みさえ浮かべていたのです。
死因は、心筋梗塞でした。
*・゜゚・*:.。..。.:*:..。.:*・゜゚・*
時折、孫達が尋ねます「ねぇ、ブレッドお爺様は?何処にいらっしゃるの?」
妻達「まだ隠れんぼを、楽しまれているのよ…、きっと…、ずっと…、永遠に…」
完。
PS 最後までお付き合い下さった読者の皆さん、心からお礼申し上げます。
自分でも、まさかこんな長編になるとは想定外でした。
新しいキャラクターを登場させ、名前を付けた時から、キャラクターが意思を持ち、動き出したのです。
展開に迷った時は「どうして欲しい?」と聞くと答えが出たり。
死なせる時には、抵抗したり。
不思議な体験でした。
自分が体験した事のないお話を書いているのですが、疑似体験すると共に、感情移入出来て楽しかったです。
初めにストーリーの骨格は出来ているのですが、枝葉末節部分の展開が2話先まで出来ていたので、早く書きたくて、1日に3回も更新したりしました。
読むのが間に合わなかった読者様、ごめんなさい。(^_^;)
では、皆さま、残り少ないGWを楽しまれて下さいね。
私は風邪を引いて寝込んでいますけど…、次女に移されました。
では、またのご訪問、心からお待ちしています。
(^_−)−☆
