玉利会長、ボディビルを日本に普及していただき、ありがとうございました。 | バーベル作家&リフター作家! 木下裕司の筋肉文化人の道 (ボディビルダー・パワーリフター・ウエイトリフター)

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ビジネス書の作家(著書12冊)で、ボディビル(フィジーク・メンズフィットネス)・パワーリフティング・ウエイトリフティング(重量挙げ)の現役選手として活動する日々をお届けしていきます。

 

本日、JBBFのホームページの発表で

玉利会長の訃報を知りました。

 

玉利会長の存在を初めて知ったのは、2014年にフィジーク競技がJBBFで始まり、日本第一号大会となる大阪「キングオブフィジーク」が特集された雑誌、フィジークマガジンでした。

 

そのフィジークマガジンで玉利会長が語っていた言葉

「ああ 私の魂よ、不死の生に憧れてはならぬ、可能なものの領域を組み尽くせ!」

 

というピンダロスの言葉に僕は感動し、

なんて、教養も知性も高い方がボディビル界にいるんだろう!

と思いました。

 

そこから、ことあるごとに、玉利会長の記事を見つけては

三島由紀夫にボディビル指導したこと

自ら率先して、ボディビルを広めるための活動をし続けたこと

アンチ・ドーピングのために尽力したこと

それらの経緯や奮闘ぶりを知り、感銘を受けていました。

 

2年前のフィジークマガジンの創刊1周年記念パーティーで

初めてお会いした時の写真がこちらです。

 

「僕、作家ですが競技に出ています」

と伝えた時に、ちょっと驚いていただいたのが

今でも鮮明に思い出します。

 

本当にすごい人です。

この人がいなければ、ボディビルという文化は

今のように日本に根づいてはいなかったと思います。

 

そして、僕も競技をすることは無かったと思います。

 

本当に玉利会長には感謝です。

 

ご冥福をお祈り申し上げます