競技歴半年。全日本マスターズウエイトリフティング、優勝しちゃいました。 | バーベル作家&リフター作家! 木下裕司の筋肉文化人の道 (ボディビルダー・パワーリフター・ウエイトリフター)

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ビジネス書の作家(著書12冊)で、ボディビル(フィジーク・メンズフィットネス)・パワーリフティング・ウエイトリフティング(重量挙げ)の現役選手として活動する日々をお届けしていきます。






6月12日は全日本マスターズウエイトリフティング大会に出場してきました。
ウエイトリフティングは通常ボディビルやパワーリフティングでは40歳以上とされるマスターズが、35歳から始まることもあり、僕は37歳ですがマスターズに出場することができます。

大会の会場は北海道の士別市。
ほんと、のどかな北海道の、さらにのどかな街で開催されたんですが、
35歳以上の重量挙げの選手にとっては、年に1回の最高峰の全国大会となるので、全国からたくさんの方が4日間の中で入れ替わり立ち替わり出場しました。


僕の参加カテゴリーはM35(35歳以上40歳未満)の、62kg以下級。
重量挙げはボディビルやパワーリフティングとは違って、オリンピック種目なので有名ではあるのですが、マスターズが35歳から始まるほど、最高記録を狙うための選手生命が他の競技よりも短く、さらに競技人口が少ないので、僕の出場カテゴリーは2名の参加の予定でした。

そのうちの1名の選手は、国体にも出場している人だったので絶対に勝てない相手なんですが、なぜか当日会場に行ってみると、その選手がいない。

というわけで「失敗しなければ、全日本で優勝、つまり日本一」という状況になりまして、逆に失敗しないように緊張しながらの試技になりました。

ほんと、緊張しすぎて足元がおぼつかなくなってしまったのですが、思いっきり軽く第1試技を申告しまして、なんとかスナッチ、クリーン&ジャークを成功させることができました。

それにしても、競技歴半年で、マスターズとはいえ全日本で優勝してしまったわけです。
なんだか思いっきり不思議な気持です。
僕の実力だと、ボディビルでもパワーリフティングでもフィジークでもメンズフィットネスでもベンチプレスでも、他の競技では絶対にマスターズでも日本一になることはできないと思います。

でも、ラッキーで優勝してしまった。
しかも重量挙げはオリンピック種目で、さらに歴史もある競技。

「俺で、いいのかなぁ?」
と思うのですが・・・

まあでも、ワールドゲームスが2021年に開催されますので、それまでに記録をどんどん伸ばして、世界で戦える力をつけたいと思います。