ジ・演歌 | ザックの『押してもダメなら弾いてみな!』
発表会を無事に終え、6月に突入。

そして、発表会の余韻も冷めぬ内に次の目標を設定である。
発表会が終わってからの最初のレッスンでは余韻に浸る間もなく、次の発表会の予定は未定ながらもその時に弾く曲を考えてみた。


実際には今回の発表会での真・ぷぃぷぃ虫君の復活をきっかけにしてゲーム曲の合奏の企画が急きょ立ち上がり当面はそれの練習にかかるのだが、それはまた別の話。


さて、次に何を弾くかだが困った事に候補がにわかには思い浮かばない。
中ボス的存在だったモーツァルトのバイオリンソナタをとりあえずは弾き終えちょっと空白地帯に入ってしまった感がある。
この他に知っている曲となると、コレッリのラフォリアとかフランクのバイオリンソナタとか、はるか彼方まで難易度が上がってしまう。
さて、どうしたものかと思案を巡らせているうちにどうにか思い出した曲があった。

「あ、レスピーギのリュートのための古風な舞曲とアリアですわ!ヘ(゚∀゚*)ノ」
「ほう、どの組曲の何番ですか?」
「お?!だ、第3組曲のさ、3曲?」
組曲は曲数が多くてややこしい。(;´Д`)


これ。初めて聞いたのはバイオリンを習い始めてあまり間もない頃だ。
いつかは弾きたいと思いつつうっかり忘れていた曲だ。これは良いんでないかな?
「これ、合奏の曲なんですよねえ。チェロ必須だし。(・ε・)」
「えぇぇえ∑(-x-;)」
確かに聞いたことがあるのはオーケストラ版だけだった。
「まあ、いずれ合奏の企画として立ち上げてみては?たまにはゲーム以外も弾きますよという事で。」
「そうですねえ」
残念、有りかと思ったんだが。
「まあ、バイオリン独奏もやってやれない事はないですが。」
「え、いけるんですか?(゚∀゚)」
「簡単だから駄目です。┐( ̄ヘ ̄)┌」
なんとぉ!!Σ(・ω・;|||


容赦ない。



止む無く振出に戻って考え直す。
うーん、これまで好きな曲を弾いてきた結果、わりと王道から外れた選曲になってた傾向がある。
ここで初心に帰って王道の選曲をしてみようか。

例えば、バッハ!
そうだ、アレがあるじゃないか!

「先生、G線上のアリア弾きますわ(`・ω・´)ゞ」
「ほう、G線のみで?」
「いや、オリジナルの全弦使う方で(o^-')b」
「それは簡単だから却下┐( ̄ヘ ̄)」
(ええぇぇ)(´□`。)
「G線のみで弾くならいいですけどね~(^~^)」
おのれまたしても!ヽ(`Д´)ノ

容赦ない。


習熟度相応の難易度の選曲ってやつが思い浮かばない。
易しくメロディアスな曲も弾いてみたかったんだが・・・ディズニーとか。

「そうですね~。今のザックさんにはバッハとかより、メロディアスな曲をグイーと弾く方向がいいかもしれないですね。」
おお!まるで現在の心情を読まれたかのような提案ヘ(゚∀゚*)ノ!

「うん、たとえば演歌みたいな。」

演歌!その手があったか!
北の宿から、天城越え、越冬つばめ、そして与作
これらの曲をぐいぐい弾けたら確かにカッコいいな。
特に北の宿からが好みな感じ。

おんなあぁぁああごころのぉぉおおお!ヽ(`Д´)ノ

演歌、ありですな( ̄▽+ ̄*)。

「あ、演歌そのものでなくてもいいですよ。」
「ありゃ、そうなんすか。ちょっと残念。」

では、演歌も発表会で弾くほどではないけどちょっと余興とかに弾けたら良いなリストに入れておこう。φ(.. )

「タイスの瞑想曲とかどうです?」
あ!噂には聞いたことがある。タイスの瞑想曲!
「前々回の発表会でも雨さんが弾いてましたからね。」
(・∀・)?
「(覚えてないんか)(-"-;A」

気を取り直して先生が手本で弾いてくれた。
そうそう、これ。聞いたことある。



こういうのも良い感じ。
タイスの瞑想曲かはたまた演歌もやっぱり捨てがたい。
いずれにしろ今年はメロディアスにグイーンと弾く方向の練習がメインになりそうな予感。

やってやるぜ!

→ to be continued!!