この文庫がすごい。
という本で紹介されていたので、読んでみることにした。
初めの誘拐のシーンだけで、物語に引き込まれる。
そこから展開されるハイテクを駆使した誘拐事件。
随分前の話なので、パソコンの技術が随分古いみたいだけど、パソコンの技術者でもなければ、あまり気にしないで読める。
古典的なミステリーではないけれど、なかなかおもしろい話だった。
霧舎巧の本のなかで、御手洗潔のセリフが紹介されていて、おもしろそうだったので、読んでみた本です。
元々御手洗シリーズは読んでみたかったので、良いきっかけにはなりました。
内容は流石の一言。そんな馬鹿な。というか、何というか。
斜め屋敷という舞台装置を実に巧に使った作品です。
屋敷が斜めに建てられている理由。そこがとんでもない。
ミステリファンなら必読の一冊でしょう。
このミステリーがすごい、とかで高評価を受けていたのを覚えていて、ふと、図書館で見かけたので借りてみることにした。
それが、昨日の事。
で、今、読み終わった。
俺が好きなミステリーとは、探偵役の人間が最後に関係者を集めて、犯人はお前だ、なんてやるやつなんだけど。
これは、そういうのとはぜんぜん違うので、おれの中ではこういうのはミステリーではないのだけど。
面白かった。
それは、確かだ。
展開が巧妙で、文章に引き込まれる。
最後で、なんてよ!やられた!と思わせる所は、さすが「このミス」で1位に輝いただけはあるな、と思う。
今回、特に何も構えずに読んだのも、よかったと思う。最初から、謎解きをしてやるつもりでよんでいたら、最初の方で、根幹のトリックに気づいたかもしれない。
それぐらい、割と単純なしかけだった。それだけに、ひっかかった時は悔しさもひとしおな訳だけどね。
いざ語らん、果てしなき、リングテイルを。
最初のページにこう書かれていて。リングテイルってのは、円環の物語、とかそんな意味だったとおもう。
それだけで、この本を読もうと決めた。
非常によくできた話だと思う。
世界観もしっかりしているし、なにより描写が細かいからリアルに響く。
主人公が特にどうということもない女の子なので、なんだかいい。