本日(4/19)付朝日新聞(朝刊)で「唯一不参加 犬山市が問いかけたもの」(きょういく特捜部2009)という記事が載っていた。
3月24日のブログで紹介したように、犬山市は、07年、08年と不参加であった全国学力テストに今年はじめて参加することになった。
記事によると、参加是認派の田中志典市長は「犬山市の子どもたちはどれくらいの学力があるか、全国学力調査は一番正確に測れる物差しだ。だから、まずは1回受けてみればいい」とのこと。一方で、「犬山市では底辺をつらないことに力点を置いており、今度の学力調査では、おそらく全国平均以上の点を取ると思う。」ともある。
「一番正確に測れる物差し」というが、対象は小6、中3で、教科は国語と算数又は数学のみである。
「まずは1回受けてみればいい」程度のことで、参加を決めていいのかも疑問である。
その上、「おそらく全国平均以上の点を取ると思う」のであれば、テストを受けなくてもいいような気がする。
結局のところ、政治家は、「目に見えるもの」を欲しいだけではないのか、という気がしてしまう。
ひとつ救いだと思われるのは、犬山市教育委員会が「今年度は参加した立場から学力調査に問題提起する」としている点である。
「その具体的方法は、子どもたちの解答を文科省任せにせず、現場の教員が採点することだ」という。
文科省の採点集計は民間委託であるため4ヶ月以上かかってしまい、「どのように解答したか、その時点では子どもが忘れてしまっている」ため、速やかに教員が採点することにより、指導、改善に直結させる、とのことである。
転んでもただでは起きない
「生きる力」というのは、こういうところから生まれるんじゃないかと思う。
犬山の子どもたちに伝わればいいなと切に願う(たぶん、伝わる)。![]()
八重桜もそろそろ終わりですね。

