受信機用リチュームフェライト電池パックの製作 その1 | ソアリングの魅力

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だいぶ長い間更新をさぼっていました。

 

ご覧いただいている皆さん、ごめんなさい。

 

今回はラジコンを楽しまれている皆さんにとってお役に立つと思っています。

 

大型機を楽しんでいらっしゃる皆さんにはあまり関係がないかもしれません。

 

私のようにグライダーを楽しんでいる者にとっては時に切実な問題となる受信機用のバッテリーパックの製作です。

 

特にスロープソアリングではリチュームポリマーの使用が規制されているエリアも多く存在しています。

 

胴体が細くて搭載できる電池がないとお困りの方も多いことと思います。

 

今回は次の理由でお困りの問題を解決できればと思い題材にしてみました。

 

1 LiPo電池が受信機電源として使用できない。

2 小型で比較的容量の大きな電池が欲しい。

3 NiMH電池よりトルクを大きくしたい。

4 安全性の高い電池を使いたい。

5 充電を簡素化したい(継ぎ足し充電)。

 

理由は他にもあるとは思いますがその解決策として安全性の高いリチュームフェライト(LiFe:A123)セルを使用したバッテリーパックを製作します。

 

LiFeはセル当たりの電圧がLiPoより低く、その分トルクは小さくなりますが、ハイボルテージ対応でないサーボにも使用できることが多いです。

 

物によっては充電直後にハンチングを起こすサーボもありますが、使用して電圧が少し下がるとハンチングは止まります。

 

用心すべきことはサーボモーターに負荷がかかって、モーターロックがかからないようにすることです。

 

最悪モーターのドライバートランジスタやFETが焼損します。

 

LiPoセルの定格は3.7V、LiFeは3.0Vです。

 

充電完了時の電圧はLiPoが4.2V、LiFeが3.6Vです。

 

放電終止はLiPoが3.0V、LiFeが2.0Vだったと思います。

 

本来なら過熱防止、過放電防止などの保護回路を組み込まなければならないところですが、R/Cに使用しますので勝手に電源が遮断されては困ります。

 

保護回路は取り付けません。

 

現在の無線機はテレメトリー機能が付いていて受信機の電源電圧が飛行中にモニターできますので

自己管理、自己責任での使用になります。

 

これがその電池です。

 

 

容量の違いで2種類あります。

 

箱に入っているバラセルが800mAh,紙パックに個別包装されているものは1200mAhです。

 

形状、寸法は同じです。

 

ちなみに寸法はΦ17mm、長さ34mmです。

 

この電池(セル)を2本直列に接続して受信機用のバッテリーパックを作ります。

 

必要な材料と道具は

 

 1 LiFeバッテリーセル

 2 絶縁・保護用セパレーターシート

 3 スポット溶接用ニッケル端子板

 4 スポット溶接機

 5 受信機用電源コネクター&ケーブル

 6 バランサー用コネクター&ケーブル

 7 熱収縮チューブ

 8 はんだごて

 9 はんだ

10 アラミドテープ

11 ヒートガン

12 コネクター組み立て用圧着工具

13 ピンセット、ニッパー等工具

 

こんなもんでしょうか。

 

セパレーターシートは電気絶縁紙からレーザーカッターで切り出します。

 

カッティングの様子はYou Tubeにアップロードしておきました。

 

 

 

 

 

 

組み立てるバッテリーセルの組み方によってセパレーターシートの形状も変わります。

 

今回試作したのは縦に2本直列接続のタイプ用です。

 

 

受信機電源用コネクターはPilotから販売されているコネクターキットとAWG22の3芯フラットケーブルで作りました。

 

バランサー用ケーブルはXHコネクターとAWG26のケーブルで製作しました。

 

 

次回は圧着ペンチなど他の工具、材料を紹介します。