全体の修復終了 | ソアリングの魅力

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主翼の修理もいつものやり方で進めました。

 

修復の前にサーボとサーボロックの取り外しを行いました。

 

ケーブルも作り替えになりますのですべて取り出します。

 

塩水に浸かっていますのですべて廃棄です。

 

先ずはケガの状態がそれほどひどくなかった左翼です。

 

翼端上反角部分の外皮の折れ部分です。

 

 

翼端上面です。

 

翼端下面です。

 

 

中央部フラップの起点部分

 

上面

 

 

下面

 

 

右翼はカンザシボックス部分の修理を先に行いました。

 

下面です。

 

 

下面は表皮の剥離と折れが結構長い距離ありました。

 

上面です。

 

 

次はファブリックヒンジが外れてしまったフラップの修復です。

 

下面のファブリックヒンジを接着しなければならないためいろいろとやり方を考えたのですが、フラップの下面だけにしたほうが作業がやりやすいという結論に達し、上下に切り離しました。

 

 

接着の際に波打ったりしないように当て木をする必要があります。

 

ファブリックヒンジはすでに樹脂を吸っていますのでエポキシ系接着剤で接着することにしました。

 

先ずは位置決めでずれないようにマスキングテープでフラップを固定です。

 

ファブリックヒンジの表面を整えます。

 

 

内側の当て木です。 両面テープでずれないように部分的に止めてあります。

 

 

フラップをセットしてずれないようにマスキングテープで固定です。

 

 

接着剤を塗布する面です。

 

ファブリックヒンジとフラップ側の両方です。

 

 

接着剤を塗布したら外側の当て木を(アルミのチャンネル材ですが。)当ててクランプで真っ直ぐになるように固定して接着剤の硬化を待ちます。

 

 

硬化したら上面のギャップシールの修復です。

 

樹脂で整形しようかと思ったのですが、全長の1/3くらいでしたのでバルサで補修しました。

 

 

いよいよ上下面の接着です。

 

これも曲がったり波打ったりしないように当て木をしてエポキシ系接着剤で接着です。

 

幸いなことに厚み方向はオリジナルの充填剤が残っていて、上下合わせて接着すれば良い状態でした。

 

 

何とか形が整いました。

 

 

ギャップシールの部分もいい感じです。

 

 

後は塗装の準備のためのパテ当てとサフェーサー吹きの繰り返しです。

 

キャノピーやロッドカバーなどの小物がなくなっていますのでそれも準備しないといけません。