胴体修理・・・続き③ | ソアリングの魅力

ソアリングの魅力

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胴体修理の続きですが、前部と後部を接合する前にラダーとエレベーターのプッシュロッドのガイドチューブを内部に敷設しておく必要があります。

 

問題発生でした。

 

ロッドになるΦ1.2mmの鋼線の長いものがないのです。

 

ピアノ線でもそこらのお店で手に入るものは1mものが限度。

 

この機体はおよそ1.2mの長さが必要なのです。

 

更にアウターチューブ(ガイドチューブ)にする樹脂製のパイプも長いものがありません。

 

探しに探しました。

 

ロッドは探し当てて、定尺2mものが見つかりました。

 

今後の事も考えて3種類の径のばね用ステンレス線を入手。

 

Φ1.2mm、Φ1.5mm、Φ1.8mmを用意しました。

 

海岸でのフライトが多いので錆の発生が少ないステンレスにしました。

 

その分価格は高いのですが。

 

 

難題は樹脂製のパイプでした。

 

基本ストレートな状態で販売されているものはほとんどないようです。

 

更に内径と外径の寸法がこちらの希望に合うようなものが少ないのです。

 

漸く見つけ出したのがポリエチレンの細管でした。

 

ただし形状が真っ直ぐではなく、巻かれていてカールしているのです。

 

 

 

この件は友人に知恵を貸してもらって、できるだけ直線状に修正する方法を試してみました。

 

結果は・・・すばらしい!!

 

 

直線になりました。

 

ポリエチレンの接着性がどうかの問題は残りますが要は留まっていてくれれば済むことで、アウターチューブには押し引きの力はかかりません。

 

たわまなければいいわけですから、何とかなると思います。

 

これでチューブの敷設が行えます。

 

とにかくこの遊びは材料の入手が非常に困難で、いつもこの問題に悩まされます。

 

ロッドもチューブも余裕をもって購入しましたので、欲しい方がいらっしゃいましたらお分けしますよ。