ソアリングの魅力

ソアリングの魅力

模型のグライダーを楽しみ続けて45年以上
これからもオリジナリティを活かした製作を続けます。
実際のフライトや製作時の状況も動画や写真で紹介したいと思います。
模型飛行機の製作に興味のある方はこちらのブログもどうぞ。
http://hikohkikoubou.sblo.jp/

片翼だけですがギャップシールの加工をしてみました。

 

いろいろ悩んだのですが、慣れた材料であること失敗したときのリカバーのしやすさなど考慮してバルサで作ってみました。

 

ミディアムハード~ハードの1.5mmバルサを3層の合板にしています。

 

10mm幅で角材の状態で動翼側に接着した後翼側のスキンの中に入り込んでいくように削って仕上げています。

 

フラップ上面ニュートラルの状態です。

 

 

フラップが下がった状態

 

 

フラップの胴体側

 

 

フラップとエルロンの境側

 

 

エルロンのニュートラル時

 

 

エルロンを上げた時のフラップとの境目

 

 

エルロン翼端側

 

 

何とかなりました。

 

反対側の翼のギャップシールを同じようにやってからフラップサーボの取り付け部分の加工になります。

 

実際の加工に当たっていろいろと事前準備と改良点が見えてきましたので、2機目はもう少しうまくいくように工夫してみます。 

主翼側受け部分へのファブリックヒンジの接着です。

 

フラップは下ヒンジ、エルロンは上ヒンジです。

 

接着部分のファブリックヒンジの幅を調整してエポキシ樹脂で接着です。

 

すでに動翼側に接着の際に樹脂を含んで硬化している部分もありますが、まだ樹脂を含侵していない部分もありますので接着剤ではなく樹脂で接着です。

 

フラップ部分です。

 

 

フラップのヒンジ側の外観です。

 

 

フラップとエルロンの境目です。

 

 

現在ギャップシールの方式と材質について検討中です。

 

バルサでシャーレ翼のようなギャップシールにするか、プラスチックフィルムで代用するかを施工の難易度を考えて悩んでいます。

切り出したファブリックヒンジの接着です。

 

動翼と受け側の両方を一度に接着できればいいのですが、もともと違う方式のヒンジだったのを改造していますので片方ずつの接着になります。

 

下準備です。

 

動翼側に先に接着します。

 

ヒンジを接着する部分の先端部は少し削って薄くなるように仕上げています。

 

先端部とほぼ同じ厚みのフィルムをマスキングテープで固定。

 

 

このフィルムと削った先端部をまたぐようにケブラーを接着します。

 

後でフィルムがはがれやすいように離型剤を塗布しています。

 

 

薄いブルーの部分が離型剤です。

 

ケブラーはマスキングテープが付いたままですが、接着硬化後に剥がします。

 

ケブラーのテープ状の形状が目崩れで壊れないようにするためです。

 

マスキングテープが接着面と反対側になるようにエポキシ樹脂を使って接着です。

 

 

硬化するまでしっかりと押さえ込みます。

 

樹脂はケブラーの幅半分程度に含侵するように塗布していますが、受け側の部分にまで来ても問題はありません。

 

接着できればいいわけですから。

 

硬化後マスキングテープをはがします。

 

 

ちゃんと接着できています。

 

マスキングテープで止めたフィルムを取り去った後離型剤がケブラーに残りますが、簡単に除去できます。

 

 

セロテープなどの粘着性のあるものを上から貼って、剥がせばそちらについてきます。

 

 

 

動翼側のヒンジの接着が終わりました。

 

 

受け側に接着する前にエルロン・フラップのヒンジのない方を2mm~3mm幅で切り取ります。

 

ギャップシールの接着と舵を切った時に受け側の 中に入り込む部分の調整のためです。