MJアワード2018(ムービー編) | 大きくMJ!のブログ

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あけましておめでとうございます。MJです!

最近まったく年内に片づけられないアワードですが、今回も三が日かけてようやく取りまとめ終わりました!

恒例のMJアワードです。

MJアワード2018 ムービー編!

MJが2018年に見た映画の中で独断と偏見で選ぶMJアワード!

2018年は97本見てました!

今回は、作品の全体感として良いものが多かったなぁという印象で、特に洋画は英語圏以外のものも結構見たので知らない役者さんとか多く、男優賞女優賞はいずれもまぁまぁ悩んだ感じです。

では、行きますかっ!?

 

 

まずは、これ、

最優秀作品賞王冠1

『カメラを止めるな!』

やはり今年はこれでしょう!大先輩が関わっているからとか製作費が300万円とか無名の俳優使ってどうのこうのとか、そういう事情はどうでもよくて、純粋に映画として面白かった!!!後半は大爆笑の連続。映画館内があんなに爆笑の渦に包まれるのは、近年ほとんど見たことない!

よく練り込まれたシナリオ、テンポ良い展開、いろんな意味でハラハラさせられる場面も多くw、クライマックス前にもドタバタしてなんとか最後を決めてのやり切った感、面白い!最高!見てない方、絶対お薦めです!(でもリピートはしないかな?(^.^;)

おめでとうございますビックリマーク


なお、 優秀作品賞は次の9作。(つまりベストテン。かなりMJの恣意が入ってますがご容赦w)

『グッバイ・ゴダール!』

 

ゴダールの映画は一回も見たことがない。ヌーヴェルヴァーグってなに?というMJですが、この映画はものすごい印象に残ってる。

変人ゴダールとキュートな恋人を描いた物語というテイなんだけど、この恋人役の子(ステイシー・マーチンさん)がまた可愛いしほどほどにエッチだし(冒頭数分していきなりの○○○)、フランス人の”お願い”の仕草(いっときMJ内で流行)とコミカルさ、そいでもって北京の文化大革命/毛沢東の思想に対するフランス国内の動乱とか、あるいはカンヌ批判とか、知らない歴史も勉強になったし、すごい面白かった。

公開時はそれほど評判じゃなかったと思うけど、お勧めです。

 

『レディ・プレイヤー・ワン』

皆さん、2018年にはこの映画も公開されたこと、忘れてませんか?ってなくらい巷で話題になってないんだけど、この映画は超~~~すごいよ。エンタメ大好きMJのどツボに入りまくりなんだよね。それこそ、アメーバピグだよね。アメーバの人ももっと推して良いと思うんだけど。

スピルバーグの描くまた違った近未来(あるいは既に現実?)、過去の名作映画や日本のカルチャーもふんだんに登場、映像も美しいし、すごい感動!見てない人は見て欲しいなぁ

 

『判決、ふたつの希望』

おっと、英語でない映画が登場。一応、法廷モノなんだけど、何を法廷で争ってるのかと思いきや日常の全く他愛もない事件?であったり、それらに見える中東の人らのエゴイストっぷりと、実はその裏にある近隣諸国との騒乱(宗教的な背景もあり)が描かれていて、世論も巻き込んで二転三転する展開からの、そう来たかっ!というエンディング。なんかすごい印象に残ってる。

 

『シェイプオブウォーター』

出ました。アカデミー賞でも作品賞でした。見た人多いよね?

なので説明不要だとは思うけど、この映画の面白さは、けっして美人ではない主人公がなんかキュートに見えてくるところ、周囲にいる優しい人たちと嫌な敵(上司?)という分かりやすい構図、そしてメインの半魚人、こんな反応するんだ?という描写の面白さ。そして感動のラスト。

ちなみに、原題は The Shape of Water なんだよね。(A) Shape of The Water ではない。

 

『ブリグズビー・ベア』

小さいころ監禁されていた子供が解放され、、、という最初の下りなんだけど、おととしの「ルーム」見たいなのを想像すると全然違っていて、監禁中に見ていたブリグズビー・ベアを自分で作っちゃおう、というお話で、めっちゃハートウォーミングなお話。なんか純粋に感動した。

こっそりマーク・ハミルも登場していて、くすっと笑える。お勧めです。

 

『ウィンストン・チャーチル』

大物が来ました。これも見た人多いと思うので説明は省略するけど、ハンブルクの裏側でそんなことがあったんだ、という、やはり歴史上で知らなかったことが勉強になったのと、議会政治の走りである英国での大迫力の議会シーンとか、見ごたえたっぷりでした。

 

『来る』

これは年末間際に飛び込んできた凄い作品ですよ。ホラーなんだけど、日常ありがちな〇〇な夫婦にパンクな霊能力者が絡んで、何かが「来る」時の超~怖~い映像に、すんごいスケールのラスト、すっげぇエンタテイメントになってます。


『ワンダー 君は太陽』

アメリカ人も時々こういう良い映画を作るよね。邦画だと、万引き家族のようにちょっと陰のあるところでシンミリさせようとするところがあると思ってて、意外と洋画のほうがイジメはダメよとか障害があっても頑張る、みたいなのを割と分かりやすく作ってる気がする。しかも単にお涙ちょうだいではなく、しっかりストーリーがあって(当たり前か)、話の展開も普通に面白い。すごく心に残ってる映画です。

 

『銃』

これも年末間際だったね。本物の銃を拾ったらどうなるのか。けっしてバイオレンスシーンはないけれども、今時珍しいハードボイルドな映画です。村上虹郎君が素晴らしかった。あと(アリスよりも)セフレ役の子がなんかよかった。リリーフランキーも、相変わらず化け物。そして、ラスト、あの人が登場!?

 

以上、作品賞のベストテンでした。

 

さて、続きましては、 主演男優賞王冠2

『銃』より 村上虹郎

冒頭にも書いた通り、まぁまぁ悩みました。この人の演技で良い作品になった、というのが結構少なかったかなと。その中でも、作品そのものがある意味シンプルだった「銃」にて、銃を拾って翻弄される青年の好奇心と恐怖、感情の起伏がよく表れていて、印象に残ったかな。

去年の「武曲」でも良かったけど、いよいよ本格化してきたね、虹郎君!

おめでとうビックリマーク

 

ちなみに他の候補は、、、

ヒュー・ジャックマン (グレイテスト・ショーマン)
リーアム・ニーソン (トレイン・ミッション、ザ・シークレットマン)
安田顕 (愛しのアイリーン)
岡田准一 (来る、散り椿)
ルイ・ガレル (グッバイ・ゴダール!)
ジェレミー・レナー (ウインド・リバー)
役所広司 (孤狼の血)

 

安田顕、お〇〇〇絶叫。超ばかばかしかったけど、笑った。

 

さぁ、さらに続いて、

主演女優賞王冠2

『人魚の眠る家』より 篠原涼子

この人は元アイドルでおバカキャラだったはずなのに、なんか女優さんとしては良いよね、今さらだけど。もともと「アンフェア」というドラマが大好きで、そこでの雪平夏美刑事もすごいかっこよくて好きでした。

この映画の中では死んだ(?)娘に対する異常な溺愛を鬼気迫る演技で怪演。素晴らしかった!

客寄せパンダで配役された川栄李奈は元アイドルの殻から抜け切れてないね、という印象までついでに思ってしまったよw

篠原涼子さん、これからも応援してます!

おめでとうビックリマーク

 

他の候補は次の方々。。

ステイシー・マーティン (グッバイ・ゴダール!)
土屋太鳳 (累-かさねー)
サリー・ホーキンス (シェイプオブウォーター)
アレクサンドラ・ボルベーイ (心と体と)
萩原みのり (お嬢ちゃん)

齋藤飛鳥 (あの頃、君を追いかけた)

演技の迫力だけなら土屋太鳳さんもすごかった。

飛鳥、可愛い。。

 

 

続きまして、

助演男優賞ベル

『グレイテスト・ショーマン』より ザック・エフロン

助演男優賞は一番迷いました。みんなそれぞれ良かったんだけど、甲乙つけがたいというか。。

結局、2018年前半を彩ってくれた映画の中でほぼ主役級のパフォーマンスで魅了してくれたこの人にしました。

向こうでは有名なミュージカル俳優さんらしいけどね。

おめでとうビックリマーク

 

ちなみに、他の候補は次の通り。

音尾琢磨 (孤狼の血)
渡辺大知 (ギャングース、勝手にふるえてろ)
テリー・ノタリー (ザ・スクエア 思いやりの聖域)
マイク・マイヤーズ (アニーインザターミナル、ボヘミアンラプソディー)
サム・ロックウェル (スリー・ビルボード)
瑛太 (友罪)

 

「孤狼の血」はいろんな役者さんが出てたけど、音尾さんの痛めつけられ方が半端なかったので、候補に。

 

 

それからそれから、

助演女優賞ベル

『寝ても覚めても』より 唐田えりかさん

ここは割とすんなり選びました。映画そのものは、あんまりよいと思わなかったけど、唐田さんの、大人しそうなのによくわからない行動に走っちゃうところ、なんか、どっかその辺に居るなぁ、みたいに思ってみてました。可愛いしね。

おめでとうビックリマーク

 

他の候補は、、、

黒木華 (散り椿、日日是好日、来る)
松岡茉優 (ちはやふる 結び、blank13、万引き家族)
小川紗良 (聖なるもの)
江上敬子 (犬猿)
柴田理恵 (来る)
ニコール・キッドマン (聖なる鹿殺し)
真魚 (カメラを止めるな!)
小松菜奈 (恋は雨上がりのように、来る)


黒木華さんはちょっと悩んだ。カッコ書きで挙げた映画、一本主役も交じってるけど、役の振れ幅大きい。

 

さて、今年も、残念なお知らせが。

ラジー賞叫び

『クワイエット・プレイス』

さっき上でアメリカ映画でもベタなハートウォーミングは良いと書いたとこだけど、この映画は逆にアメリカ人が見せ場を作ろう作ろうとして愚策に終わった典型的な例だと思う。音が出せない世界というそもそもあり得ない設定はまぁそういう映画だから良いとして、その中で唯一生き残った家族が、やれ兄妹での意地の張り合いとか、安易に子供作っちゃっててそれほっといてどっか行ってピンチになっちゃうとか、最後の方めっちゃ音立てて走ってるし、あと怪物のデザインのダサさといい。。。

・・てことでラジー賞。残念だ。ムキー

 

・・・さてさて、今年はもう一つ、用意しました。

特別賞王冠1

『勝手にふるえてろ』

なんで、特別なんだ、ってお思いでしょうが、2017年公開だから、という理由ですね。何せ2018年の一発目に見て、うお、年末に見てたら2017のアワードの順位変わってたわ~、とか思っちゃうくらいすごい好きな映画です。大九監督とも飲む機会があって、うまくそこで伝えられなかったんだけど、本当に好きです、この映画。

主人公の超こじらせ偏屈女子を松岡茉優さんがめちゃめちゃ面白いし可愛いし、イチ、ニはもちろん、脇役陣も(単館モノ好きからすると)なかなか豪華だし、一番笑ったのは部長=フレディのくだりかなw

特別に表彰させていただきますっ!!!

 

 

さぁ、最後に、ベスト30の発表&2018年に見た映画を一覧しときます。

 1 カメラを止めるな!
 2 グッバイ・ゴダール!
 3 レディ・プレーヤー・ワン
 4 判決、ふたつの希望 
 5 シェイプオブウォーター
 6 ブリグズビー・ベア
 7 ウィンストン・チャーチル
 8 来る
 9 ワンダー 君は太陽
10 銃

(ここまでは上述のとおり)


11 スリービルボード
12 孤狼の血
13 blank13
14 ザ・スクエア 思いやりの聖域
15 フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
16 犬猿
17 聖なるもの
18 アンダー・ザ・シルバーレイク
19 累-かさね-
20 斬、

21 キングスマン ゴールデンサークル
22 ちはやふる 結び
23 愛しのアイリーン
24 ミッション・インポッシブル
25 レディ・バード
26 ウィンド・リバー
27 グレイテスト・ショーマン
28 バグダッド・スキャンダル

29 ルイの9番目の人生

30 パンとバスと二度目の初恋

 

ん?万引き家族?

(なんか日本映画総動員でパルムドール獲りました、みたいな感じがして、イマイチ。是枝監督らしい作品なんで、お話も逆に想定通りだったし・・・)

ん?ボヘミアン・ラプソディー?

(映画が感動的だったのは、クイーン自体が感動的だったからで、映画的にはイマイチ。)

ん?寝ても覚めても?

(なんか好きになれないんだよね、この監督の作品は。東出のエセ関西弁は耳について嫌だったし。唐田さんは良かった。)

 

***

 

2018年のノミネート作(要するに2018年に見た映画)の一覧

勝手にふるえてろ
ビジランテ
キングスマン ゴールデンサークル
フラットライナーズ
ダークタワー
スリービルボード
デトロイト
ルイの9番目の人生
羊の木
スリープレス・ナイト
ローズの秘密の頁
犬猿
グレイテスト・ショーマン
The Beguiled
パンとバスと2度目の初恋
ザ・シークレットマン
シェイプオブウォーター
ビッグ・シック
バーフバリ 王の凱旋
ロープ/戦場の生命線
去年の冬、きみと別れ
blank13
ブラックパンサー
素敵なダイナマイト・スキャンダル
聖なる鹿殺し
トレイン・ミッション
レッド・スパロー
ウィンストン・チャーチル
ちはやふる 結び
ハッピーエンド
レディ・プレーヤー・ワン
いぬやしき
心と体と
サバービコン 仮面を被った街
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
聖なるもの
枝葉のこと
ザ・スクエア 思いやりの聖域
孤狼の血
フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
君の名前で僕を呼んで
友罪
モリーズ・ゲーム
デッドプール2
ビューティフル・デイ
Vision ビジョン
レディ・バード
カメラを止めるな!
女と男の観覧車
恋は雨上がりのように
万引き家族
ハン・ソロ
死の谷間
ワンダー 君は太陽
エヴァ
グッバイ・ゴダール!
ジュラシック・ワールド
菊とギロチン
ミッション・インポッシブル
ウィンド・リバー
ブリグズビー・ベア
2重螺旋の恋人
寝ても覚めても
アニー・イン・ザ・ターミナル
クリミナル・タウン
累-かさね-
きみの鳥はうたえる
ダウンレイジ
愛しのアイリーン
運命は踊る
クワイエット・プレイス
散り椿
ブレイン・ゲーム
判決、ふたつの希望
日日是好日
あの頃、君を追いかけた
アンダー・ザ・シルバーレイク
太陽の塔
止められるか、俺たちを
音量を上げろタコ!なに歌ってるかわかんねぇんだよ
デス・ウィッシュ
十年
バグダッド・スキャンダル
お嬢ちゃん
ボヘミアン・ラプソディ
鈴木家の嘘
人魚の眠る家
普通は走り出す
ビリオネア・ボーイズ・クラブ

ハード・コア
ギャングース
バッド・ジーニアス危険な天才たち
来る
斬、
アリー/スター誕生
ふたつの希望と僕の未来


***

来年もいっぱい映画見るぞ!

大きくMJビックリマーク