アラフォーになってからの婚活は非常に厳しいものだと言われてます。私も頭では理解してたつもりですが、こんなにしんどいとは思ってもいませんでした。どうしても譲れない条件だけ定めてあとは相手に選んでもらうしかない、というのが私の経験した婚活です。

 

私が婚活で出会うことができた女性は、年収300−600万、偏差値50以上の大学卒、155−165cm、30代といったスペックの方々。年齢はオーネットだと35歳前後、クラブオーツーだと30ちょいくらいでした。この辺りが私を選んでくれる女性になるんでしょう。女性が選ぶのは、自分より年収が高く、自分より学歴が高く、自分より身長が10cm高く、同年代の男性なのでしょうね。むろん、男性側は違う基準で選ぶのでマッチしないのでしょうが。

 

妻と結婚するときに、妻が年上であることを気にしないかと聞かれたことがありました。

私「別に気にしない。逆に男が年下でも良い?」

妻「年齢は気にしないから大丈夫。そりゃ5つも上か下なら何だけど

この時は、もう40になろうというアラフォー女性が5歳程度の年齢も気にするのか、と驚いた(口にはしなかったけど)。

結局、何歳になっても女性の本音は同年代のパートナーがいい、ということなんでしょう。普通はアラフォーだし妥協して少し年上の男性も視野に入れようとするのかもしれないが、妻はそういうことは考えなかったようだ。何故、妻がそうなったかというと難しい話ではなく、妻は別に何も妥協しなくても婚活でさほど苦労しなかったからだ、と思っている。

 

たまにオーネットのCMを見ると、婚活してた頃のことを妻と話す時がある。妻の活動を聞くと、「基本的に自分から申し込まない」「活動は主にパーティ」ということらしい。パーティを主戦場にするというのは、今なら良くわかる。会ったこともない人とやり取りするのは誰だって躊躇するが、パーティで少しでも話した人なら安心できる。しかし、この方法は基本的に待ってれば向こうから申し込まれるような「婚活強者」にしかできないやり方なんだと思う。妻には20連続で申し込みを断られた私の気持ちは理解できないのかもしれない。

 

婚活ブログを見てると「四ヶ月でハイスペ男性と結婚した私のメソッド」みたいなのを見かける。ちらっと見たけど、こういう「婚活強者」みたいな人が書いているモテ術ってあんまり意味ないように感じた。強者は生まれながらに強者なのであって、うさぎがライオンの真似をしてもライオンになれるわけじゃない。