Greatchain

2020/04/07

 

私のこのブログ(真実を知りたくないですか?)には、「あなたは1年(2年、3年)前にこんなことを書いています」と、指摘してくださる有難い方がいて、私自身が忘れていたことを思い出させてくださることがある。「神学や宗教の概念が全く変わってきた――D・ウィルコック講義」(19/04/04)も、そんな記事だった。

 

現在、コロナウィルスが世界的に猛威を振るっている。いつこれが終息するかわからない。しかし、これがすっかり終息したとき、「やれやれよかった、これですっかり元通りの世界が戻ってきた」と喜んではいけない。それは喜ぶべきことではなく、我々の世界はそのとき、すっかり変わっていなければならない――。私がそう言うと、話しに来ていた私の旧友は、完全に同意してくれた。きっと他にも、同意してくれる人たちがいると私は確信する。もちろんこれはかなりの苦痛を伴うことであり、どう変わるべきかもわからない。しかし変わらなければならない。

 

デイヴィド・ウィルコックがこのところ、ぶっつけ本番で、驚異的に長時間、語り続けていることを知っている人は何人かおられると思う。その講義の一つに、Tim Rayというパーソナリティとの “Disclosure: Alien Agenda――David Wilcock” という対話があり、ティムは「全く基本的な質問だが」と断ってこう訊ねる、「あなたは、より高い力(higher power)とか神とかよく言われるが、そういうものは存在するのか?」一瞬、憮然として、ウィルコックは答える――「他に誰が(何が)存在する?

 

こういう返答を「偉大な返答」great replyと呼ぶ。リンカーンが自分の靴を磨いているのを見とがめて、側近が言った。「大統領が自分の靴を磨くものではありませんよ。」するとリンカーンは言った。「では大統領は誰の靴を磨くのだ?」また別の話として――数人の男がイエスのところへ、一人の女を連れてやってきて、言った。「先生、これは姦淫の罪を犯した女で、法律では、これは石打の刑で殺すことになっています。どうしますか?」するとイエスは言った。「では、君たちの中で罪を犯したことのない者、まず石を投げよ。」

 

これとウィルコックの返事とは少し違う。彼は単なる信念や信仰の厚さで発言していているのではない、彼は哲学者・科学者として発言している。しかし、読者はこの返答によって不意を突かれ、今まで見えなかったものを瞬時に見るだろう。「神が存在するかって? 何を言っている、あなた自身が神ではないか。その他に誰(何)がいる? There is nothing else.」我々は、神の存在については聞かされていた。しかし、神の構造(あり方)については聞いたことがなかった。

 

彼は私自身の訳したものを繰り返せば、こう言っている:——

 

  それは究極的に一つの心であり、あなたの心であり、あなたはこの無限のインテリジェンスに近づいていくのだ。なぜなら、それがあなたで、彼らはあの高い領域にいて、あなたを離れた存在として見ることができないのだ。それは幻想というもので、幻想とは、我々が隔離したアイデンティをもっているものとして、考えるものだ。なぜそういうこと(一体化)が起こるのか? それが起こるのは、無限が自分自身を経験できるようにするためだ。宇宙は一方では、生成の過程にあるということもできるが、また宇宙はすでに起こっている、が、一方で、宇宙は絶えず目覚めつつある、ということもできる。そして「一者の法」もまた、我々はすべて、あのワンネスの中へと帰りつつあると説明している。そして彼らもまた、重力は愛の原理だと言っている。重力とは何であるかを考えてみるとよい。重力とは互いに引き合う、そして引き付ける傾向のことだ。宇宙のすべての対象が引き付け合う力が重力だ。重力とは、宇宙が自分自身を一つに、強固にしようとし、したがって究極的に、全体的な宇宙の目に見える構造である。・・・

 

「インテリジェント・デザイン」と呼ばれる宇宙的覚醒運動もそのようなものである。これは、あまりにも宇宙のすべてが、一つになろうとすることを明らかにするものなので、この真実をまともに知った者は、呆然とするほどであることを、科学者たちは証言している。それはまず、「宇宙的微調整」Cosmic Fine-Tuningと呼ばれる「奇跡的」事実に現れている。それは、「重力」を初めとして、宇宙のあらゆる決まった数値や性質が、そもそもの初めから、目的論的に組み上がったものとして、その数値や性質がごくわずかに異なっても、この宇宙や我々自体が成り立たたなくなるものであることを、指摘するものである。(ウィルコック=「一者の法」もほとんど同じことを言っている。)

 

しかし驚くべきことは、このような絶対的な宇宙的事実を、明らかにし、啓蒙しようとする運動を、難癖をつけて妨害しようとする者たちがいることである。何か知られてならぬものがあり、我々が目を覚まし、真実が現れることを必死に妨げようとする、大きな悪の実体が、この惑星に働いていると考えなければならない。彼らは暗黒のアジェンダをもつ者として、ウィルコックの教えるように、驚くべきサタン的勢力として行動している。そのような氷のような者の偽装が、突如として融け、真実が現れたとき、人は、少し敏感な人ならば、まさしく感泣するであろう。ID運動にまつわるそのようなエピソードは、特筆すべきである。http://www.dcsociety.org/2012/info2012/191218-2.pdf

 

私たちはこの宇宙的「ワンネス」を示す、『意味に満ちた宇宙』(A Meaningful World)という本を共訳したことがある。これは主として化学の発達の歴史(周期表によって化学が完成する、導かれた道のりの話)を論じたものだが、その中心には、アインシュタインの「この宇宙で最も理解できないことは、それが理解できることだ」という、逆説的な言葉がある。これは、人間によって学問的発見が、可能なように、しかもその知能の発達に合わせて、都合よく起こっているという、不思議な事実を述べたものである。簡単に言えば、「あなたと神は共謀し、一つになって生きている――他にどんな生き方があるというのか?」ということになる。

 

人はこの事実に目覚めたとき、世界は180度、転換するはずだと思われる。なぜなら、現在、我々が生きている世界は、ほとんど、この「神」を「サタン」に切り替えた世界だからである。よく考えてみていただきたい。我々は騙されて生きている。コロナウィルス終息の条件には、例えば、この迷妄への目覚めがなければならないと思う。それが起こらない限り、コロナは、手を変え品を変えて、いつまでも起こり続けるのではないかと思う。

 

                             ——以上

 

PDF: http://www.dcsociety.org/2012/info2012/200407.pdf