【訳者注】この15歳の少女が、バチカンの中に消えて出てこない話は、だいぶ前に扱った憶えがある。それが、更に恐ろしい結果につながった話がこれである。先日、若い人々と話したとき、ローマカトリックがどういうものか全く知らず、私を疑うらしい人がいたので、これを訳すことにした。ついでに、イルミナティ離脱者スヴァーリの、12歳のときの恐ろしい体験話も、知らない人は読んでおいていただきたい。

http://www.dcsociety.org/2012/info2012/160122.pdf

 

 

Pippa Monroe

July 21, 2019 @Neon Nettle

 

 

 

官憲が匿名の示唆により、2人の19世紀のドイツの王女の墓をこじ開けた

 

 

 

 

「何千もの」人骨が、土曜日、調査団が、35年前に失踪した15歳の少女の謎を解こうとしていたとき、バチカンの地下に発見された。

 

エマヌエラ・オルランディの家族を代表し、1983年以来、この少女を探し続けていた人々が、遺骨が納められている箱が開けられたとき、バチカンに来ていた。

 

エマヌエラの姉のフェデリカも、彼らの弁護士のLaura Sgroや、法医学者ジョルジオ・ポルテラとともに出席していた。

 

家族一同は、バチカン内部に6時間も滞在した。

 

「当然ですが、これは胸に迫る経験でした。それは妹の遺骨がきっとそこにあると、私は信じていたからです。しかし結果がはっきりするまでは、それを考えないようにします。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調査団は、調査を進めるうちに、枢機卿会階下の石の板の下にある集団墓地にある、遺骨の入った箱の発見へと導かれた。

 

官憲が、この19世紀のドイツの2人の王女の墓を、こじ開けるに至ったのは、ある匿名の人の示唆によるもので、イマヌエラの遺体が、バチカン内部の、ある墓を指している天使の像の下にあると知らせたからだった。

 

しかし、そこには誰の遺骸も見つからなかった。

 

バチカンの管理職らが後に、理解したことは、1960年代と70年代に、墓地と近くの枢機卿会の改修工事が行われ、その際、遺骨が動かされたかもしれないということだった。

 

イマヌエラの兄、ピエトロは、ABCニュースに対し、調査員たちは「大量のさまざまな骨」を発掘したと言った。

 

その全部の身元がわかるまでには、「数週間かかるかもしれない」と彼はつけ加えた。

 

この家族の専属の法医学専門家ポルテラは、「何千もの骨が見つかっている」と語った。

 

「私にはそれが1,0002,000かはわからないが、非常に大量にあることは確かで、確実に推定できる数十人の人の遺骨がある。長い骨も、小さな骨もあり、その多くは破片になっている。多くの骨が交じり合って、きちんと分けられてはいない」と彼は言った。

 

「それらは全部、洞窟の中に積み上げられていたのだ。」

 

 

バチカンの報道官アレッサンドロ・ジソッティは、土曜日に声明を発し、調査チームは、「国際的協約」に従って、一回目の骨の検分を行ったと言った。

 

遺骨に対する更なる評価は、「綿密な形態的分析」によって行われるだろう」と、ジソッティは言った。

 

しかしこの検査に、どれくらいかかるのかは明らかでない。

 

バチカンは、エマヌエラの失踪についてどんな情報も持っていない、と常に繰り返している。

 

この少女の家族を支援する人々は、ピケ隊のポスターを掲げて、バチカンの門前に集まっている。

 

「真理が人を自由にする」と、その1つには書かれている。

 

「我々が彼女を愛し続ける限り、彼女は生きている」と、別の1つは言っている。

 

そしてCinzia di Florioは「バチカンはこの謎を解く十分な努力をしていない」と言った。

 

「行方不明の人物の背後には常に謎があるが、この場合には、謎の背後にバチカンがあり、そちらの方がより意味が深い」とdi Florioは語った。

 

関連記事:「バチカンはひそかに、ほとんど40憶ドルのカネを、子供虐待の被害者に払っている」https://neonnettle.com/news/4171-the-vatican-quietly-pays-out-almost-4-billion-to-child-abuse-victims

 

                            ——以上

 

PDF: http://www.dcsociety.org/2012/info2012/190722.pdf