FBIは、申し立てがでっち上げだったことを受け、調査を進める
【訳者注】これを翻訳する動機の一つは、やはりTV報道である。中間選挙を説明する中で引き出されるキャバノーは、高校時代に補導されたか、新聞に載った、昔の性犯罪少年であるかのように響く。この記事は、それを払拭する一助となるだろう。しかし、私が最上と思ったのは、彼の同窓生の中でも、女性だけが100人ほど壇上に上がり、口々にキャバノーの潔癖な人柄を訴えるフィルムであった。高校生の間でそんな不祥事が起これば、伝わらないはずはなく、彼に少しでも「女性の敵」のような噂があれば、こんな現象が起こるはずはない。これは自分の高校時代を思い出せば、誰でもわかるだろう。しかし残念なことに、今のアメリカは、すべてが悪魔的な情報操作で動いているので、そうした常識は期待できない。
Jay Greenberg. www.neonnrttle.com
November 3, 2018
自分は高校時代のキャバノー判事に暴行されたと告発した、一人の女性が、連邦調査官たちに、自分の訴えはでっち上げであり、それは、自分が「腹を立て」かつ「注目されたかった」からだと言った。
左翼活動家のJudy Munro-Leightonは、上院司法委員長Chuck Grassleyに対し、キャバノーと彼の友人が、1980年代初めに、彼らの車の中で、彼女を強姦したという生々しい主張を行った。
彼女は今、この訴えは、クリスティーン・ブレイジー・フォードの、この裁判官を相手取る、性的不品行の申し立ての公聴会を聞いた後で、でっち上げたものだと告白し、「彼の経歴を傷つけ」たかったのだと言った。https://neonnettle.com/tags/christine-blasey-ford
グラスリー上院議員は、今、この虚言告発者が、木曜日に「単に注目されたかっただけ」と告白した翌日の金曜日、取り調べのために彼女を司法省へ移送した。
この事件はいま、司法省の手の中にあり、彼らは、マンロー-リートンに対し、「具体的に虚偽の陳述」を行い、「法廷を妨害する行為」を行ったとして、取り調べを開始している。
ワシントン・ポストが、フォード博士の申し立てを、9月16日に発表して間もない9月19日に、Kamala Harris上院議員が、Jane Doeと署名された一通の手紙を受け取ったが、これは、キャバノーとその友人が、彼女を数回、車の後部座席で強姦したと言いながら、時と所の言及のないものだった。
チャック・グラスリー上院議員は、これを犯罪調査の案件として、司法省とFBIに託した
司法長官ジェフ・セッションズとFBI長官Christopher A. Wrayに宛てた手紙で、チャック・グラスリーは、この2人に、緊急にこの新しい展開を調査するように求めた:——
「私は再び、米国上院司法委員会が最近受け取った、ねつ造された申し立てに関して書いています。
「ご存知のように、上院司法委員会は、ブレット・キャバノー判事の、米国最高裁の判事としての指名を承認するもので、2018年10月6日に、最終的に指名されることになっていました。
「そのプロセスの一部として、当委員会は、キャバノー判事に対する様々な申し立てを調査いたしました。
「委員会の調査には、関連する情報をもつと主張する、数多くの人物との連絡が含まれています。
「そのような人物の多くは、誠実な意図をもって、委員会に情報を供給してくれますが、一方では不幸なことに、そうでない者が含まれているようです。
「下に説明しましたように、ここでは、ミズ・ジュディ・マンロー-リートンの、18 U.S.C.§§1001(具体的な虚偽の供述)及び1505(妨害)の違反容疑と、委員会の調査の間に彼女が犯した、具体的な虚偽の供述の件を取り上げています。」
Judy Munro-Leightonは9月19日、手書きの申し立てを委員会に送った
Daily Mailは、ブレット・キャバノー判事は、10月6日、多数の女性が進み出て彼の性的攻撃を訴えた公的調査を受けて、最高裁へと承認された、と言っています。
クリスティーン・ブレイジー・フォードがその先頭に立ち、上院司法委員会の前で証言し、いかに自分が1982年夏、彼に強姦されたかを詳しく述べた。
ハリス上院議員は、このJane Doeの手紙を、委員会の調査委員に転送した。
9月26日、委員会はキャバノーを尋問し、この手紙を彼に読んで聞かせた。
彼はこう反応した:——「その全体が馬鹿げています。そのようなことは何も… 何一つ…」
「その全体が馬鹿話、与太話、間違いで、起こっていない。それに似たことも起こっていません。」
その日遅く、委員会は、ジェーン・ドウの手紙の全文と、このインタビューを公表した。
その数日後、10月3日に、マンロー-リートンは、委員会のスタッフに、次のような行を含むEメールを送った:——
「私はカリフォルニア・オーシャンサイドのジェーン・ドウです――キャバノーは私を強姦しました。
「私はドナルド・トランプが、私や私の物語を、彼の共和党ラリーなどで、醜いたわごととして利用することを許しません。私は、ジェーン・ドウが、メディアの注目を受けないことはわかっています。しかし私は、私や私の家族について、少しでも情報が洩れることを死ぬほど恐れています。
「私は、トランプが、ブレイジー・フォード博士を悪しざまに言うのを、恐怖をもって見ていました。私はこの非難が、私に向けられるのを許すつもりはありません。」
このEメールで、彼女は、もっと前にハリス上院議員に送った手紙のことに言及し、そのタイプ版までつけ加えた。
上院調査官たちは彼女を探し出し、インタビューした。
彼女は、手紙に「カリフォルニア、オーシャンサイドのジェーン・ドウ」と署名していたが、彼女はケンタッキーで見つかった。
警告:生々しい内容
(手書きの、ポルノのような内容の手紙のコピィ――省略)
調査官たちは、ついに11月1日、電話によって彼女を捕まえ、この申し立てについて彼女と話した。
しかし質問されると、彼女は、キャバノーに性的に襲われてはいないことを認め、「ジェーン・ドウ」の手紙を書いた本人でもないと言った。
調査官たちが、あなたは、ハリス上院議員に手紙を書いたカリフォルニア、オーシャンサイドの「ジェーン・ドウ」かと訊ねると、彼女は「ノー,ノー、ノー」と答えた。
「私はそれを、注目されるための手段としてやったのです。」
「私はジェーン・ドウではありません…が、ジェーン・ドウの手紙は読みました。」
「私はあなた方の委員会への呼びかけの写しを読みました…オンラインで見たのです。それはニュースでした。」
彼女は「ただ注目されたかった」と告白し、それはまた、キャバノーを名誉を傷つける「戦術」であり「計略」だったと言った。
Eメールのことを訊かれると、彼女は「私は腹を立てて、それを送ったのです」と言った。
調査官が、あなたはキャバノー裁判官に会ったことがあるのかと訊ねると、「とんでもない、ありません」と答えた。
グラスリーは、マンロー-リートンのことを、左翼活動家で「キャバノーより相当年上」だと言い、DOJとFBIに調査を移管したと言った。
調査官たちは、マンロー-リートンが、最初からジェーン・ドウの作者だと信じているが、彼女はオンラインで手紙の写しを見て、それを自分のものにし、自分の書いたもののように委員会にEメールした、ということも考えられる。
「当委員会は、誠意をもって関連する情報を提供してくれる市民には感謝する――たとえそれらが100パーセント確実でなくても」と、グラスリーは言った。
「しかし、人々が故意に委員会をミスリードするなら、それは時間に敏感な調査期間中に、委員会を戸惑わせ、我々の仕事を現実に妨害することになる。そのような行動は不正であるだけでなく、違法行為の可能性がある」と彼はつけ加えた。
Judy Munro-Leightonは、クリスティーン・フォードの申し立てを聞いて、腹が立ったという
(このニセ手紙のタイプ版――省略)
——以上
PDF: http://www.dcsociety.org/2012/info2012/181105.pdf