ネオコン・シオニストはあくまでシリアを狙っている
【訳者注】今後の世界の動きの、最も可能性の高いシナリオとして、地中海の米艦船へのニセ旗攻撃が考えられている。これは、これまでの歴史でそのパターンが最も多かったからであり、「彼ら」は、それが大衆の心を動かして大戦争に導く、最上の方法であることを知っているからだと言っている。どうして、いつでも同じ「手」が効くのか、一種の魔法のようでもある。冒頭に真珠湾攻撃が出てくるが、これは日本への恨みのためでなく、「陰謀団」を代表するFDR大統領の、透徹した非人間性に焦点をあてるものである。(この時の米将兵の犠牲者は約3,000と言われ、この事件は今日まで続いている。もしこのシナリオ通りになれば、今回で完結するのかもしれない。)
結論にある「トランプ大統領は、来るべきニセ旗攻撃を、シリア戦争劇場に完全に入場するための正当化として売りつけるために、利用されるであろう」というところに、特にメディア関係者は注目してもらいたい。あなた方は、もし戦争が起これば、平和運動を起こすつもりか、戦争完遂を呼びかけるつもりか? どちらにしても、あなた方は「ニセ旗」というキーワードも現実も存在せず、背後の戦争犯罪者も存在しないという立場を取ってきたから、平和のためにも、戦争完遂のためにも、ロシアという悪の根源を滅ぼすことが解決の道ということになる。あなた方は我々を指導する立場にある。それでよろしいか?
SOTN
April 23, 2018
パール・ハーバー攻撃、米軍艦船「ショー」と「ネバダ」が燃えている埠頭1010からの眺め。これは日本軍の攻撃によるものだが、F・D・ルーズベルト大統領は、ニセ旗攻撃の効果を狙って、故意に将兵を油断させ、不意を襲わせた。
あらゆる兆候が、今、シオニスト・フランコ・アングロ・アメリカン枢軸とNATO軍による、東地中海の米海軍への、大ニセ旗艦船攻撃を指している。
アメリカの群衆を、電撃的に戦争に駆り立てるためには、艦船への奇襲攻撃ほど効果的な手段はない。
アメリカの歴史には、船へのニセ旗攻撃と、露骨な反撃によって、西側諸国を挑発して戦争の口実を作った、明らかな例がいくつもある。次のように:――
「リメンバー・メイン号」この事件は、米西戦争を始める口実として使われた。アメリカのイエロー・ジャーナリズムは、米軍艦船メイン号の沈没とともに、大真面目に宣伝を始めた。これは、アメリカ海軍の船が、スペインに対するキューバの反乱のときに、ハバナ軍港で沈没させられた事件である。
1915年、客船ルシタニア号が、ドイツのUボートによって沈められたが、実は、大英帝国の仕業で、反ドイツ感情を掻き立てるためであることがわかり、実際その通りになった。ウソの情報がイギリスのスパイによって、ドイツ海軍へ欺瞞的に逆送されたが、それは、この無法な攻撃を行うために、兵器が客船に積み込まれているという、ウソの内容だった。
フランクリン・デラーノ・ルーズベルト大統領は、パール・ハーバー攻撃を故意に放置して、米軍が第2次大戦に参加できるようにした。(公的な米政府文書が、彼がこれをあらかじめ知っていたことを証明している。)これはニセ旗攻撃ではないが、ルーズベルトがこれを防備しなかったことが、魔法のように功を奏した。
フェイクのトンキン湾事件は、リンドン・ジョンソン大統領によって、ベトナム戦争を激化するために利用された。米防衛長官ロバート・S・マクナマラは、8月4日のトンキン湾攻撃は決して起こらなかった、と認めた。
参考資料:「タイタニック号沈没:連邦準備銀行を設立するためのニセ旗作戦」
3ストライク、アウト
全く不幸なことに、ドナルド・トランプ大統領は、すでに自分に対する2ストライクを、受けていた。彼は、シリアにおける見え見えのニセ旗に同調する、確かな意思を見せている。2度の場合とも(共に4月に起こっている)、シリアへのニセ旗化学攻撃は、アメリカ同盟軍によるヤラセだったことを、全世界が知っていた。にもかかわらず、大統領は、この全くのニセ物語を世界に向って堂々と語り、しかも2度とも、それに続いて、不法なミサイル攻撃を主権国家に対して行った。
キーポイント:トランプはまた、英国ソールズベリーのスクリパリ父娘への神経毒ガス事件をめぐる、明らかにニセの物語を “買って” いる。彼はそこで、不躾にも限度を超えて――どんな決定的な証拠も提出されないうちから――故意の、真っ赤なウソとわかっているものを証拠にして、60人のロシア外交官や係官を追放した。世界の国家共同体は、この毒ガス事件は、英国の情報局によって実行されたものであることを知っていた。トランプ大統領は知らなかった? なぜ?
しかし、シリアに関しては、トランプのアキレス腱が、我々には見えている。彼は、軍事攻撃を始める前に、そのことが真実かどうかを確かめようとする、気さえないことを示している。この不法な大統領の振舞いは、前例がないだけでなく、米海軍の船が東地中海で、CIA‐NATOの指令するブラック作戦によって沈められたときにも、同じ反射的な反応を起こすように、彼は操作されている。西側諸国による、このような冷笑的なニセ旗攻撃は、第3次大戦の熱い局面に突入させる、現実的な効果を持ちうる。
あらゆる点から見て、これこそまさに、隠れた犯行者たちが、アメリカとその同盟者たちを突き動かして、シリアとの全面戦争に突入させる方法である。彼らは、アメリカの軍艦が炎を上げて沈んでいく光景ほど、アメリカ人の心理を動かすものはないことを、よく知っている。彼らはまた、ひとたび、この特定のニセ旗攻撃の引き金が引かれたら、ビンから出た小鬼を元へ戻す方法がないことも、よく承知している。
とは言っても、北レヴァント地方の戦争拡大や第3次大戦シナリオは、十分な数量の代替メディアが集合団結して、この危機的情報を拡散するならば、十分にこれを避けることができる。これら「グラディオ作戦」攻撃を防ぐ、ただ一つ最上の方法は、それらを未然に暴くことである。“地球村” (すなわち、インターネットのために小さくなった地球)が、2001年9月11日のニセ旗作戦を、十分に前から知っていたなら、犯行者たちは、この米政府スポンサーによるテロ行為を、実行することはできなかったであろう。
特別ノート:
高度な騙し戦術が、ネオコン・シオニストによって用いられていることを理解するのは、絶対に必要なことである。彼らは、CIA、MI6(英)、DGSE(仏)、GID(ヨルダン)、それにMOSSAD(イスラエル)合同のブラック作戦を、シリア全土にわたって実行しつつある。北部レヴァント全体に及ぶ、十分に確立された“グラディオ作戦” テロリスト・インフラストラクチャーを用いることによって、これらNWOグローバリストは、不吉な運命をもつ彼らの“イスラエル拡大計画” を推し進めるために、一連のショッキングなニセ旗を計画しつつある。主たるNATO軍事力(米、英、仏)は、アルカーイダ・テロ・ネットワーク(ISIS、アルヌスラ、シリア暴徒軍)のさまざまな分派と一つになって、シリアの戦場を舞台にして、究極的にダマスカスを、恐怖で押さえつける(shock and awe)手を使おうとしている。
サウジアラビアとイスラエルが、最近、イスラエル拡大計画で同盟を結んだのは、両国がともに、同じ、秘密ユダヤ・シオニスト陰謀団に支配されているからである。彼らは共に、“偽イスラエル”(Ersatz Israel)に加担しており、レヴァント地方全体にわたって、イスラエル国境を拡大することに、明らかに利害が一致している。プーチンのクレムリンは、来るべきスラエル拡大計画に対して、唯一最大の障害となっているので、米海軍艦船にニセ旗攻撃を行うことは、ロシアやイランにニセ “戦争行為” の罪を負わせる、最も簡単な方法である。そうなれば、それはさらに、宗教的狂信者、特に、アメリカやイスラエルの、キリスト教徒やユダヤ教シオニストに、彼らの長く待望されたハルマゲドンの、引き金を引かせることになるだろう。それは将来、いまシリアを破壊している同じ陰謀団によって、ニセ旗化学攻撃が決行される高い確率を、見逃すことはできない。
http://stateofthenation2012.com/?p=23524
結論
ネオコン・シオニストは完全にトランプ政権を占領した。これら深い根を持つ戦争屋たちは、どんな犠牲を払ってでも、シリアを征服しようと決意している。
http://stateofthenation2012.com/?p=25505
「シリアのホロコースト:あらかじめ計画された民族抹殺と強制された脱エジプト」
ボールトン(国家安全保障、NSA)、ポンぺオ(国務)、ヘイリー(国連)、ハスペル(CIA)のような者たちほど、危険な者はいない。完全に全開した戦争内閣ができ、各人がその適所に座った。トランプ政権全体が、計画された戦争を遂行するために、ひそかにエンジンを付け替えている。
トランプ大統領は、来るべきニセ旗攻撃を、シリア戦争劇場に完全に入場するための正当化として売りつけるために、利用されるであろう。彼は、ひそかにアメリカ人民とゲームを演じてきたが、もはやこれを隠すことができない。彼は平和を望んでいるか、戦争を望んでいるか、どちらかである。いま深層国家が、彼を戦争体勢に追い込み、逃げ場がなくなっていることが、明らかになった。次の記事は、イスラエルのシオニストが、いかに彼を戦争屋のコーナーに追い詰めつつあるかを示している:――
「イスラエルのメディアが、イラン海軍提督の米国軍艦への脅迫と言われるものについて、あからさまなウソをつく」
アメリカの軍事介入がいま密かに強化され、より多くの地上軍と空軍が送られ、いわゆるシリア反政府軍(テロリスト)には、より多くの武器が送られている。しかし、シリアでの武装衝突を安全に保護しているのは、クルド人による、怒り狂った代理戦争である。トルコのエルドアン大統領でさえ、最近、膨大な軍事増強が、NATOとアメリカによって行われていることを暴露した。http://themillenniumreport.com/2018/04/turkish-president-erdogan-blasts-the-us-for-sending-5000-trucks-loaded-with-weapons-to-northern-syria/
シリア戦争は、この時代の最後の戦争である。それは大戦争、本当の意味での大戦争である。この歴史を画する戦争の両サイドで、戦力が積み上げられているのには、十分な理由がある。東西両側の強国が、地球の、特に中東の、地政学的チェスボードのそれぞれの場所に、目的をもって配置されている。その理由はここにある:――
http://stateofthenation2012.com/?p=31003
「レヴァント地方とハルマゲドン、シリアと第3次大戦」
――以上、これをさらに肉付けしたシナリオの、別の論文は省略した。
[渡辺久義1]絵でなく
