トレーニングは毎週していたもののブログの更新をサボっていた。
4日前(9/17)に巌流島での試合を終えたばかりだというのに、
会場に現れたアキラ・シット・レック選手に全くダメージの色は無い。
やっぱりシステマの呼吸法で無効化していたのだろうか。
クンタップ選手(ムエタイ)のローキックを何発ももらっていたはずだが・・どうかしてるぜ。
試合の裏話も色々聞けて非常に興味深かった。
【 全日本武術選手権 】と銘打たれた今回の異種格闘技トーナメント。
選手に求められていたのは流派の色を出した戦いで魅せること。
そこでアキラ選手は出場が決まった時点でこう考えていた。
「ローをカットしない」
「ガードを上げない」
要は見に来た人達の目にシステマの使い手として分かりやすく映るよう演出する---
はっきり言おう。
ムエタイ、空手を嗜んでいるアキラ選手は立ち技だけでも鬼のように強い。
キックのカットなどお茶の子さいさいなのである。
しかし巌流島ファイターとして魅せるスタイルを選んだところに凄みを感じざるを得ない。
なにしろムエタイ選手のローキックをあえて受けるというのだ。
それに加えてノーガード!?
「ガード固めてたらシステマっぽくないでしょ。もらったら無効化すればいいし。HAHAHA」(本人談)
しかしここに落とし穴があるとは、試合前には知る由も無かった・・・
試合直前の14日、いつも通りのCQCトレーニングでナイフを振り回しご満悦のアキラ選手。
最後の10分くらいだけミドルをキャッチした後のバリエーションを確認していた。
こかしてパウンドという流れを想定していたのだろう。
だが!試合が始まりガードを下ろしてみると、
ミドルのキャッチが出来ないということに気付いたらしい(笑)
下げた腕を上げて蹴り足を抱えなければいけないため、動作が増えてしまい間に合わない。
そら、そうよ。
出典:出版社•宝島社 岡田彰布著
そんなことがあっても意に介さず、戦っている最中も魅せ方を考えていたとのこと。
試合の動画を見せてもらい僕が戦慄したのはダッキングで何度もキックをかわしているシーンだ。
スウェーなら分かる。
でもダッキングは無かろう。
ハイキックのタイミングと高さを読み誤ると一発でKOされてしまうよ。
実はローを受けたのはハイを蹴らせるための撒き餌だったのか?
そのあたりのことを本人は否定も肯定もせずニヤニヤしていた。
なお首相撲からの膝は効いていなかったので無効化するまでもなかったとのこと。
全てのタネ明かしをするのも無粋なので、何故なのかは観戦した方々の想像にお任せしよう。
クンタップ選手との一戦はシステマ使いとして貫き通した素晴らしいファイトだったと思う。
これほどの格闘家と一緒にトレーニングできる僕は恵まれているな。
さて、本題のCQC・システマ日記だ。
前回のトレーニングではシステマ体験の方が来たので、
僕もアキラ選手も1ケ月ぶりくらいにプッシュ&ムーヴをやってみると・・
「・・・ぎこちなくてヤバイっすね」という忘れっぷり。
というワケで基本のシステマトレーニングは毎回欠かさずやろうということになったのだ。
プッシュ&ムーヴ、やっぱり難しいね。
つい動きすぎてしまいコネクトしなくなる。
立った状態でも難しいのに座ってできる人もいるという。
とんでもねえな。
どんな感じなのか、一度インストラクターを押してみたいものだ。
残り30分となり、〆はナイフありのマススパー。
目突き、金的、何でもあり。
これが緊張感あって楽しいのだ。
スポーツとしての格闘技に慣れていると、たちまち殺られる(;´Д`)
種目は何でも良いが格闘技の試合でアキラ選手と対峙したら、
100回やって120回負けるくらいの絶望的な差がある。
しかしこのマススパーはルールという概念を取っ払うことができるかどうかが肝心で、
やり方次第では100回に1回くらいはチャンスがある(ような気がする)。
まあ常々「練習時は相手の忖度で達人になったと勘違いしないように」と言われているので、
相変わらずのヘナチョコ腰抜け勘違い野郎しじみであることは肝に銘じておこう。
でも少しくらい夢を見たっていいじゃない。
スパー中に「うまいなぁ」とか言われることもあるが・・
一緒にトレーニングする仲間を常に募集中。
システマジャパン公認ではないけどCQCの使える技術を追求するトレーニンググループです。
アキラ・シット・レック氏によるベース格闘技、システマのトレーニングをランダムで行います。
毎週金曜日の19時から。
場所は所沢市の美原中学校武道場にて。
練習日や会場はtwitterで告知があるので要チェックや!








