【麻雀】Mリーグの地和で思い出した話 | グレート・キタのKITA摩天楼

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ケータイ大喜利レジェンド78号、グレート・キタのブログ。ケータイ大喜利の投稿作品やプロレスについて書いています。

Mリーグ関連で地和が話題になっています。

Mリーグでは放送前のカメラチェックなど
リハーサルとしてスタッフさんが1局打つのですが
何とその対局で地和が出てしまったのだとか。

地和は子が1巡目のツモであがると成立する役で
発生確率は約10万分の1と言われる激レア役です。

そのあまりの激レアさに、
もしMリーグの本放送で地和が出たら
スポンサーの日清食品さんから
「チーホーでたらユーホーあげる」
ということで、焼きそばUFOが一生分
(キャリーオーバーして二生分でしたっけ?)
が選手にプレゼントされることになっています。

ちなみに私はあがったことはありませんが
この話を聞いて、昔フリー雀荘で
天和を食らったことを思い出しました。

なお説明不要でしょうが、天和は親の1巡目で

あがると成立する役で
発生確率33万分の1と更に最上位の激レア役です。

もう10年以上前の話ですが、
水道橋近辺の某フリー雀荘で事件は起きました。

初めて行ったお店で、確か2戦目の南場だったと思います。
配牌を取った親の動きがピタッと止まり、
そのあと両手がブルブルと震えだしました。

何事?と思っていると、か細い声で
「すみません…あがってます…」
と手牌を倒すと確かに天和。

その店は持ち点が6万点を超えると終了する

ルールだったため、一気に試合終了しました。

あがった彼は興奮冷めやらぬ様子で
「いや…何が何だか…」とか言っていましたが
こちらも狐に化かされた感じというか
「え…これで16000点払わないといけないの?本当に…?」
という感じで、戦った実感のないまま負けるという不思議な経験をしました。

例えるなら格闘技の試合で壮絶なKOの時に
負けた選手の記憶が飛んでいて、
意識を取り戻したあとに試合を続けようとすることがありますよね。


あんな感じです。いや何が起きたの?続きやろうぜと。
まぁ私はしっかり記憶はあるんですけどね。

あの気持ちがちょっと分かったかもしれないです。

あと天和をあがる人って漫画では
「失礼」とか言いながらあがりますが
現実でも「すみません」と謝るんだなと思いました。

なお前述の通り、私は天和も地和も

あがった経験はありません。

ただし人和はあります。
子で1巡目のツモが来る前に出あがりするやつです。

これも遥か昔、学生時代のことなのですが
今でもしっかり覚えています。
配牌の時点で七対子の発待ちでした。
で、他家が発を捨てたのであがったのですが
実はあがるべきか、かなり迷いました。

もしかすると見逃しが正解かもしれません。
その時のルールでは人和は満貫でした。

見逃して自分でツモれば地和。
あがれなくても1巡目でダブル立直をかければ
最低6400点から。(ただしあがれる保証は無し)

ダブリー時点で1枚切れの字牌なんて無警戒でしょうから
あがれる確率は相当高いはず。
なので、恐らく見逃しが得ではないかと思います。

ただ、点数以上に
「人和をあがれるチャンスなんてもう無いかも!」
という誘惑に勝てませんでした。

結果こうやって話のネタになりますし、
あがって良かったんだろうなと思っています。
でも次に同じ局面が来たら、今度は見逃そうと思いますが。