【特集 (下)】メディアの役割~今後の捉え方は…?
これから「メディア」は大きく変化していくでしょう。
その中でも現在、特に注目されているのがテレビとインターネットの存在。
私はコンピューターや“次世代なんとか…”という事に関しては
あまり敏感に反応する方の人間ではないのですが、
あまり悠長な事も言っていられないな、とも感じています。
これまで当たり前だった事が、これからは時代遅れで、
今信じられない物が、近未来では当たり前だったりする。
それは限られた一部の人間にしか想像できない物なのでしょうか…。
■ 日本企業の成長と発展を象徴する人型ロボットたち
先日、報道特集の番組で【愛知万博 】を紹介していました。
世界各国からの出展があり、メインテーマである「自然の叡智」に沿った
様々なパビリオンが列を連ねていました。
その中でも特に世界中からの注目を集めていたのが、
わが国を代表する企業の【TOYOTA】、【HONDA】、【SONY】、
各社が開発したロボット達。
オープニングセレモニーの中で「聖者の行進」が流れてくると、
TOYOTAのロボット達
が登場。
トランペットロボットやチューバロボット、DJロボットなど、
その動きや仕草はまるで人間の様でした。
HONDAのASIMO
(アシモ)、SONYのQRIO
(キュリオ)なども登場し、
会場を大いに盛り上げていました。
1970年に開催された「大阪万博」から35年、
成長する社会とともにロボット研究も目覚しい発展を遂げてきた…
という言葉を象徴する光景でしたね。
■ 情報化社会
そして、それは通信業界においても言える事でしょう。
固定電話が普及して一般家庭にもそれが浸透し、
FAXやパソコンの需要も増加してきました。
それとは別に、移動体通信網のニーズが高まりポケベルからPHS、携帯電話と、
情報インフラが異様とも言えるスピードで急成長しました。
“一家に一台”が決まり文句だった固定電話から、
“一人に一台”が当たり前になった携帯電話は、時代の流れに沿って今でも変化し続けています。
単に連絡をとる、会話をするだけの用途ではここまでの成長はなかったでしょう。
携帯電話の魅力はそれだけに留まらず、
“世界と繋がる”インターネットが利用できる点にあると思います。
eメールも普及の大きな要員だと言えます。
もしもあの当時、世間が 「ポケベルだけで充分!」 と言っていたら、
あるいは携帯電話の普及はなかったかもしれません。
しかし、欲張りな人間は 「ポケベル(メール)の機能もあって更に会話も出来る機械があれば…」
と、次から次に便利な物を求めていき、
色んなモノを組み合わせて現在の携帯電話になりました。
今の携帯電話は正に、【通信業界の融合】による産物だと言えるでしょう。
■ 情報インフラと市場の変化