付き合ったら早めに結婚するのが

幸せへの道だと思ってました


結婚しないまま何年も過ごすと

長すぎた春になって

2人の気持ちも色褪せていく

そう信じていた私は

結婚しないまま年月が過ぎる事を

おそれていました


でもその場所に来てみると

案外いい感じなんです

それどころか、ここまで来ないと

感じることの出来ない幸せな感情も

あるような気がします




結婚もせずに数年間過ごす事は

なんの契約もないのに

それでも一緒にいる事を

選び続けるという事です


またこの段階に来て

付き合い始めた頃と全く違う

心の力学が出てくることを

知りました




とにかく

付き合い始めの2人のままでは

幸せに続ける事は難しいのです


大切なのは幸せに

続けるということ




もう相手に好きと言われる事も

自分から好きと言うことも

ほとんどありませんが

言わなくても当たり前にある

そんな世界


空気がある、水があるのと同じように

お互いの間に絆がある

そこに不足感はないので

興味は相手から自分の人生に

移行して行くのです




それでも横には彼がいて欲しい




自立しながら

愛し続ける事の出来るこの場所は

「長すぎた春」のような

ネガティブな世界では

ありませんでした


私の価値観、世界観が

大きく変化していることに

嬉しい驚きを感じています