猫の島調査報告書 -89ページ目

猫の島調査報告書

月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

「鍵の掛かった男」/有栖川有栖/幻冬舎。

ネタバレありの感想&メモ。

メモが長いため以下のように3分割。
感想1……第一章~第三章
感想2……第四章~第六章
感想3……第七章~終章

※紹介記事として書いていないため、文章は纏めていない。メモと心の叫び。
※(P.xx)は、根拠となる描写のあるページ数。


話の切れ目的に、このように分けたんだが、
実はこの後のメモは少なかった。
最後の事実と解決編であるから、感想の比率のが高い。




■時間軸(本編続き)
2/12(木) 火村と有栖、美菜絵の体調のことを知る
     萬貴和子、新たな証言をする

2/13(金) 鷹史と梨田の親子鑑定結果が出る
     梨田の手紙、銀星ホテルに着く
     火村、犯人に気付く

2/14(土) 有栖、チェックアウト

2/15(日) 影浦、事件の顛末を知る

2/16(月) 火村と有栖、天満署にて面会

3/ 3(火) 梨田の四十九日法要


■位置情報
G)2/12 昼ご飯の蕎麦を食べた店
ホテルの近くで蕎麦(P.429)

→Google先生的に一番近いのは、銀星ホテル位置の南にある「吉々」。所謂サラリーマン御用達な街のお蕎麦屋さんという雰囲気。
その次はホテルより北のダイビル内にある「三間堂」かな。
ただ昼食後、中之島を一巡りした後に、ダイビルの丸福珈琲店に入ってるので、二度続けては行かないのではないかということと、より近い方で吉々を推します。


■梨田の手紙
・梨田からの手紙は何故2/12に投函されたのか(P.468)

・手紙文中に、(夏子の写真は)「アルバムの一番後ろのページに貼ってあります」(P.474)の文章
→梨田が手紙を書いた時点では、写真は普通の状態だった。つまりアルバムの写真を剥がしたのは梨田ではなく、2/12に手紙を再送した人物で、しかも手紙を読んだから剥がしている。

→アルバムから剥がしたのは殺害後、でないと毎日写真を見ている梨田が気が付く。またすぐに捜査で物証確保されているはずなのでアルバムに触る機会の有った人物。よって九分九厘、犯人。

→何故手紙と写真を戻して来たのか?
簡単に言えば、隠す必要が無くなったで良いはず。逆に、明るみに出す必要が有った、でもいいか。
この手紙の内容は「梨田と鷹史は親子」以上の情報を齎さないのだが、そのことで恩恵を受けるのは?

明示されてメリットが有るのは、遺産や人間関係から鷹史。
遺産だけなら美菜絵やホテルを守りたい丹羽あたり。
でもそしたら最初から隠さないよな。

→犯人の指紋は付いてないのか?
→梨田が使った外封筒(備え付け3枚の内の1枚)には、もしかしたら付いていたかも。殺害直後ならば、手袋をしていたはず(腕時計の指紋無いあたり) なので、あまり関係ないか。
あ、手袋確定じゃないな。腕時計は拭いたかも知れないんだった。
 
■その他
・自殺幇助説(P.426)かー。
 女性はそんなにロマンティストじゃないだろう。美菜絵が親子関係に気が付いて遺産目当てなんてのならともかく。

・ハウスキーパーたち(P.427)
 →このあたりの曖昧なところは本筋に関係ないんだろうな。部屋位置も、多分。

・「IT企業の社長さんとか(P.437)」
 →またヒムヒムに新しい形容がwww


・美菜絵が妊娠している(P.443)
 →色々狭まるじゃないですか。
  これ重要情報なんだろうな。知っていたのは鷹史、露口、丹羽、梨田

 →ほほう、なるほどなるほど。
  梨田の心理は僕じゃ気が付かないかもしれんな。


・1/14 3:10amごろ四階に続く階段に人がいるような気配(貴和子、P.457)
 →んんん?
  実は遺体引きずり説だと、影浦先生は無理じゃないかと思うんだよなー。妊娠中の美菜絵も。
  重たい楽器を持ち慣れている鹿内、看護士経験の有る露口ならともかく、人の体って重いじゃん。 

 →というか、この証言を信じるとして、そこにいた人は何をしてたんだ?
  部屋に帰ろうとしてただけ?

・P.500あたり、フィクションゆわれても一寸緩いかな、というところもあるなあ。
 手紙の説明はつくので、物理的な謎の突破はロジックだからいいのか?

・え、その動機でこんな面倒くさいことすんの!?(P.505、513)

・捜査が鍵孔で、あの手紙が鍵(P.481)
 もいっちょ。

・「彼の目は異様に輝いていた」(P.327)
 「その目は熱帯の太陽のごとくギラギラと輝いていた」(P.524)
 →火村と影浦。
  影浦先生の持論を深読みしたい。また登場しないか期待。

・あとがきを読んで少し安心した。一応。


■全体の感想
やはり長編は良い!
一気読みのしがいが有った。その分リアルタイムで手紙の考察が深く出来なかったのが、硲の謎が解けなかった理由。メモまで取ってたのにな……。

前半の有栖の活躍や、情景の新鮮さは素晴らしい。
対して後半、推論に推論を重ねてる気もする。
犯人は手紙の件で絞れるとしても、ちょっと納得感が少なくなってしまうのはその所為か。
勿論あの手紙のところは流石にキラッよりもギラッとしていて好きだが。久しぶりに唸った。満足というか充足感たっぷり。
余裕で技を繰り出された感。

終章の幕引きは、また春の哀しさと美しさに心揺らされた。


1月は文楽劇場の近場ホテルのつもりだったのだが、中之島に泊まりに行くべきなんだろうか。メモを纏めていたらそんな思いも出てきた。ステルスなんちゃらどころじゃないw。これは二泊三日コースだよ。
奇しくも丸1年後。

(そうそう、文楽劇場のホームページ掘り返してたら、有栖川有栖のコラムがちょいちょい読めたりして、ただの一挙両得というか俺得だったり。
上方芸能とかなー。また雑誌も追わないと。)
 


結論として、

この本が好きだ。




以上。
 









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月がすっげぇ綺麗ーー!


満月と言うには、うっすら左下方が消えてるか?
月齢15.4三日月

それにしても
冷えた空気と白い輝きと、冬になったんだなぁと、
心地良く家路に就く。




「鍵の掛かった男」/有栖川有栖/幻冬舎。

ネタバレありの感想&メモ。

メモが長いため以下のように3分割。
感想1……第一章~第三章
感想2……第四章~第六章
感想3……第七章~終章

※紹介記事として書いていないため、文章は纏めていない。メモと心の叫び。
※(P.xx)は、根拠となる描写のあるページ数。







■時間軸(本編続き)
2/ 3(火) 有栖、調査のため銀星ホテルにチェックイン(P.188)

2/ 4(水) 有栖と鹿内、梨田の地元・西脇市へ

2/ 5(木) 英都大学入学試験日

2/ 6(金) 銀星ホテルに梨田の知人・根岸から入電

2/ 7(土) 根岸、銀星ホテルに到着

2/ 8(日) 有栖、塩屋にある墓を訪れる

2/ 9(月) 有栖、鷹史の引き取られた花房家を訪問

2/10(火) 有栖、ペントハウスに招待される
     火村、銀星ホテルにチェックイン

2/11(水) 鷹史・有栖・火村、夏子の旧友・信恵を訪問
     火村・有栖、梨田と鷹史の関係に気付く

 

■梨田年表
→P.194からをまとめてみる。

1985/ 8/16 ひき逃げ事件
       
1987/ 4月  判決確定

1993/10月  出所

1995/6月頃 広島へ(P.262)

2007/7月頃 火事(P.266)


■梨田と鷹史の関係
第三章までの感想メモで「・鷹史の母の事故(P.145)と梨田は関係ある? 」って書いたが、
ひき逃げ事件の要素で出てきたA子=鷹史の母説を唱えてみる。(P.227)

→A子=カコと梨田が呼んでいた(P.264)
 
→A子=夏子。つまり鷹史の母だった。ほらー。
 16日が命日のため、梨田が毎月墓参りに。(P.282)

 もう、梨田が父親でよくね?(安易な)
 服役一年目にベビーカーならば、間に合わないかな。2歳近くまで乗せててもおかしくないし。
 というところで確認すると、鷹史の出生は間に合う間に合う。

→逮捕拘留されてたら女性とどうこうは無理か。
 人工授精とか? そもそも夏子が高齢出産になりかけてるから何らかの措置をしようとしていたかもしれない。……しかし、それなら子供より先に結婚してそうだなぁ。
 親子妄想乙?

→やっぱり、親子ですよねー(P.337)

→ハワイの電話、それかよ!(P.394)
 予想は半分当たっていたが、それより驚きだよ。梨田極限状態に追い込まれすぎだろ。
 
 阪神淡路大震災も、そうくるのか! DNA鑑定なんて2000年代入ってからか。

 あれは人の尊厳にかかるのだろうか。
 有栖の意識ではそうなんだよな。
 梨田が本当に子供が欲しければ違うとも言えるし、夏子への罪悪感が大半だとしたら、その通り無理矢理だろうし。

 
■位置情報
登場したのが、ほぼ実店舗だったので、メモなし。

激推しされてる「かき広」と「丸福珈琲店」は機会があれば行きたい。
かき広、日祝定休ですかそうですか。


■現場平面図
いまだに位置関係が……。

・401と402は向かい(P.189)
・402と404は隣(P.318)
・(402有栖と404火村は)四階に着くと左右に分かれてそれぞれの部屋に入った(P.327)

前回までの条件(P.91)、
・エレベーターは北西角
・扉が開くと廊下を挟んで四部屋
・エレベーター手前にツイン、向こうにスイート
・401南側、402北側
・北側(=402)はエレベーターの分だけ狭い


合わせると、この並びかと思うんだが、
左右に分かれてのところが怪しいか。

     北
   
EV|404| 402 |
廊下廊下廊下廊下
403| 401  |
    
     南

前回の条件、
「肥後橋に向かう側から見えるのは、401ではなく402号室の窓。(P.175) 」をどうしたらいいのか。
東からではなく北から見てるってこと?

何を読みのがしてるんだ自分?
 

■その他
・有栖が更に厭世的
 これ本当に大丈夫か? 

・「シニカルな話し方をしますね」(P.204)
→全然そう感じていなかったのは感化されているのだろうか。

・「気になっている女性がいたような、いや身近にいるのだけれど」(P.215)
→おおっと、いまだかつてない情報が!
 カナリヤ先生か、朝井先生か、はたまた第三の謎の女性か。
 「災難のごとく」はラブレターのひとのことなんだろうな……。

・「終の栖」(P.230)

・ 鹿内の部屋は三階。(P.233)

・「待たなくても、誰の上にも死はいずれ訪れます」(P.248)
→安心する。

・岡山県牛窓(P.273)
→岡山というと横溝正史しか浮かばない呪われた我が頭。
 牛窓は倉敷よりも大阪よりの小豆島に面してる方(日本のエーゲ海とかなんとか)

・言葉を惜しんでは駄目だなぁ。自戒。

・うつ伏せて左脚にチョコが付く体勢(P.332)
 →チョコは居間の床、でも死体が発見されたのは寝室。梨田が不精なのか、はたまた他殺の傍証になるのか。

→腕時計に指紋が無い(P.346)と合わせて「おそらく他殺です」(P.349)

・P.348 フナビッキーひどいやいw

・P.362 鍵と鍵孔

・「NTTすらなく」(P.371)
 →ひき逃げ事件は1985/8/16。
  現NTTの設立は1985/4/1で、一応在ったのでは? 株上場の1987/2月基準なのかな。

・P.401 美菜絵の様子がおかしいのは郵便を届ける前からか、それとも部屋の中を見ておかしくなったのか。


次、感想メモ3。





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今週のオリコンシングルチャート8位に、
あみなちやんがランクインしていました!


「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 036 橘ありす(in fact)」/ 橘ありす(CV佐藤亜美菜)

知らん間にアイマス声優になっておった(・ω・)

確か亜美菜はアイマス好きだったよな。デレマスも人気作品だし、今後も息長く続けていけるといい。
おめでとうございます!



さーCDポチるぞ。


 
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早く寝たら、こんな時間に目が覚めてもーた。
胸がムカムカしているのだが、上手くいかず吐き気が治まらない。

眠いよー



というか隣室から凄い物音と怒鳴りあう声するんだけど、
起きた理由それなんじゃないかって気がしてきた。
この部屋来てから静かだと思ってたので、ちと動揺。