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猫の島調査報告書

月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目


虎は、ふたたびその姿を見なかった。

それから10年後、北の村から1人の少年が旅立つ。
行方不明の父が何故虎になったのかを知るために、旅立つ少年。

彼の父の名は、李徴と言う。




「虎と月」/柳広司/理論社ミステリーYA!。


虎と月 (ミステリーYA!)/柳 広司
¥1,470
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中島敦の「山月記」の後日談という体で、李徴が虎になった理由、ひいては「山月記」を解き明かすパロディ。


発売日に購入したのに3ヶ月積み。
「山月記」に思い入れがあり過ぎて、向き合うのに気合いが必要だった。連休中に落ち着いて読めて幸い。
いい意味で子供向けの作品だった。こういった作品は良いな。この14歳は凄かった。
内容も面白いし、無駄な殺生もねじけた話題もなく、自分の普段の読書傾向とは違うが良い本。漢詩を続けて読もう。(←詠もうと言えないところが弱々w)



しかし、
YA! シリーズ初読みなのだが気になった点が。
この作品は活字ポイントやら語句や言い回しが本当に子供向けだった。そこから察するに小学生想定かと思える。(YA! シリーズ自体は~中学生ぐらいの想定だったかと思うが)


ただし
そうすると逆に「山月記」を読みだす年代よりも若い読者がこの本を読む想定になってしまうが如何。

「山月記」は、中学か高校の国語教科で漢文を扱い始める頃の教科書に載ってるはず。柳広司もあとがきで「最初に出会ったのは高校生の頃」と書いているし。早くても中学2年くらいだろう。
本歌取りというには、この作品は「山月記」の内容自体の解釈な訳だから、本家を読む前に先入観が付きそうなのが気になる点だ。


まぁ、
最終的にはうまくエンドをつけてらっしゃるのでいいんだけどね(・ω・`)

山月記・李陵 他九篇 (岩波文庫)/中島 敦
¥735
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PS.
「闇の喇叭」/有栖川有栖。待ってます。
とか言ってこの連休中にもう出てたらごめんなさい。




「姑獲鳥の夏」を読み終えて最初に耳に聞こえてきたのが雨音だったりすると、覿面にヘコむね。

で、なんか隣の住人が歌ってるなと思ったらキヨシロー。合わせて口ずさんじゃったりして、最高潮にヘコんだね。(←こういう時に最高潮っておかしいが)

気がついたら1食しか食べてない?
まあ1つの弁当を2回に分けて食べたから2食だよね、間食でアイス(しかもカロリー高めの)も食べたし問題ないでしょう。牛乳も摂取した。おっけー全然大丈夫。

まだ「陰摩羅鬼~」が読み途中で辛いな。鳥は苦手なんだっつの。(not鳥ちゃん)
話の内容も「鉄鼠~」と違い或る意味滑稽な部分というものも殆ど無いのになんでこの選択なんだろう。お気に入りの登場人物・医者のお父さん繋がりで読もうとしたんだけど、目論見失敗?


「3月のライオン」に出ていた、にゃんこの将棋駒が欲しいです。
二海堂財閥の力をもって是非製品化してください。
というか二海堂四段という登場人物が村山聖九段をモデルとしているのがなぁ。作品中とはいえ、またそうなってしまうのだろうか。二海堂のキャラ自体も良いし、せめて……と単なる傍観者は切に願う。


うん、
色々した割りに長い1日だった。




<参考画像>

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)/京極 夏彦
¥840
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陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず) (講談社ノベルス)/京極 夏彦
¥1,680
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3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)/羽海野 チカ
¥510
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「ニッポン硬貨の謎」/北村薫/創元推理文庫。

ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))/北村 薫
¥777
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以前ご紹介した五十円玉二十枚の北村解答、とも言える。
↓50円玉の記事はこれ2本↓
http://ameblo.jp/grayground/entry-10223757756.html
http://ameblo.jp/grayground/entry-10224853698.html


円紫師匠と私シリーズの「六の宮の姫君」の論法が好きな人、且つエラリー・クイーンに思い入れのある人でないと内容が薄く感じるのではないか? と勝手に心配。
まあ、創元の読者なんだからそういうマニア人種想定でもいいんだろうけど。

エラリー大好きドキドキ
有栖川好きドキドキ
北村薫作品の中で「六の宮~」が別格で好きドキドキ
っていう自分は大歓迎な作品なんですが。やはし、研究論文ベースな匂いは消えていないんだよな。


仕掛けがあるのかと思って言及されている参考文献をすべて拾ったら疲れた。
大方読んだことのある本だが記憶は薄れているし、全部再読するしかないかな。「リア王」や「ハムレット」や「フランス白粉の謎」なんてもう10年以上読んでないよ。


ああそうだ、解説は戸川安宣氏、法月綸太郎。ここは文庫のみのはず。
澤木喬は今どうしているんだろう。


まぁ、
有栖川ファンは取り敢えず読んどけ。




六の宮の姫君 (創元推理文庫)/北村 薫
¥609
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リア王 (新潮文庫)/シェイクスピア
¥420
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ハムレット (岩波文庫)/シェイクスピア
¥798
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フランス白粉の謎 (創元推理文庫 104-6)/エラリー・クイーン
¥756
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本格ミステリーを語ろう!―海外篇/芦辺 拓
¥1,575
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(※)この記事には、視覚的暴力表現が含まれます。
 素人絵を見たくないかたは回避推奨。












↓背景入れる前に合成してた……
 レトロ風味を狙ったので、まずまず。


猫の島調査報告書-一次完了.jpg



タブの直描きはいかんね。

というより腕を磨けと言う。




(※)この記事には、視覚的暴力表現が含まれます。
 素人絵を見たくないかたは回避推奨。
















何月振りかに絵筆を取る。

絵筆とは言ってもフォトショエレメンツ。
使いこなせてないので倍率ドン。





↓肌の下塗りしたら気が済んだらしい。

猫の島調査報告書-落描き.jpg





そして


↓ハイライトの威力に呆然とする。
(上のに瞳のハイライト入れただけ)




猫の島調査報告書-ハイライト.jpg