猫の島調査報告書 -507ページ目

猫の島調査報告書

月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目


読みっぱなしが多いので、先週のメモから。

「偏愛マップ ビックリするくらい人間関係がうまくいく本」/斎藤 孝/新潮文庫。

単行本で「偏愛マップ キラいな人がいなくなる コミュニケーション・メソッド」があるが、親本かな?
ネガティブ系の副題は変えて正解。


要するにマインドマップの1種。
好きなものに絞っているから、他人に見せやすいという利点はあるね。
名刺に折り込むなり、合コンで作成するところから全員で盛り上がるなり、役立てて下さい。


脳内作成はしてみたけど、
これは見せたら絶対どん引きされる自信がある(`・ω・´)

ミステリーとかとか
それ以外の硲も
いずれお目にかけましょう。

「さよならの次にくる」<新学期編>/似鳥鶏/創元推理文庫。
さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)/似鳥 鶏

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構成良し!
卒業式編より断章まで合わせてきっちり伏線回収で美しかった。

贅沢なことを言うと、
「狂い咲く薔薇を君に 牧場智久の雑役」(/竹本健治)でも思ったのだが、普通の中高生学園ミステリの範囲の為、トリックがどうしても甘くなるのは仕方ないのだな。

後輩について急展開で驚く。色々な意味でやるなぁ葉山。
メイントリック(?)のアレは母校じゃ無理なんだが、マンモス高校のつくりだと可能?
また誰のことかは書かないが、ちょっと小佐内さんを思い出したり。
似鳥にもあとがき作家の称号を授与か。


●「ハムスターの騎士」
葉山は偶然会った女生徒がストーカー被害に合っていると知り、柳瀬女史とともに伊神先輩を呼び、解決に乗り出す。
題名が痛々しい。

●「ミッションS」
校内の便利屋とされた葉山は、特別教室の鍵のすり替えを依頼されるのだが……。
くだらない。が、大きく伏線があった。

●「春の日の不審な彼女」
正門前に佇む不審な『立ち女』に遭遇する葉山。
演劇部の公演先では、密室の中に葉山宛てのプレゼントが届けられ、毎度ごとく謎の渦中に入り込んでいた。そして彼のストーカーも現る。
トリックなど2の次な暴走。

●「And I'd give the world」
卒業式編からの解決編。
ううむ、ちょっとご都合主義でないかい? そこが良くもあるが。

●「よろしく」
問題解決したことに苦しむ葉山。しかし彼は笑って帰って行った。
猫はそこに繋がるのか!

「美人」「可愛い」どっちが好き?
ブログネタ:「美人」「可愛い」どっちが好き? 参加中



難しい問題です。


個人的に好みのタイプが、
特に猫目なかたに多いため、
いわゆる美人よりは目が大きく、強い感じの顔立ち
(もしくは化粧の仕上がり)

『美人だが、可愛い印象のあるかた』になるので
区分けがしにくいです。


これは、選べませんね。





あの後、1時間ほど
腹痛でのたうちまわってみました。
何事も無かったかのように感想記事いきます。


「九月の恋と出会うまで」/松尾由美/新潮文庫。


ちょっとお洒落な古いマンションに引っ越してきた主人公。

ある日部屋の片隅から、
知らない男の声が聞こえてきて彼女に頼みごとをする。
幽霊?
いや、声の主は自分のことをマンションの隣室にいる住人だと言う。
しかも、彼は1年後の世界にいると。



著者はSFの人だと再認識。
ミステリーの人なんだけど、こういう設定をぽんと持ってくるのが面白かった。
途中である現象を大江戸線に例えるところなんかも。

しかし大江戸線て。ローカルな(笑)
ゆりかもめとか、外苑前から銀座線とかご当地もののような感覚でした。
表参道の同潤会アパートのくだりは懐かしかったな。


ミステリー分は、微妙。
うん、一応物語全体を通した謎とネタばらしがあるし、辻褄も合っているから広義ミステリーの内か?
SFっぽい面に気を取られるので、その謎の正解がどーでもよくなっていた、というのが正直なところ。

登場人物はそこそこ個性的で好感も持てる。
主人公が普通にのOLなのに突拍子ない行動に出たり、隣人・平野や倉がウザかったり、マンションのオーナーである画家が偏屈だったり。ちょっとおかしいところが、逆に普通の人間でいい。
しかし、ラストはあの人が濃すぎて駄目だった。恋愛ものが得意なかたには美味しいのかもしれない。


生きてるなーって実感したいかた
ゴドーを待ちながら暇なかた
ご都合主義が大好きなかたにオススメ。