発売おめでとうございます!
この記事は、
「7人の名探偵」についての感想
ではなく、
「7人の名探偵」についての感想
です。
★「7人の名探偵」/サスペリアミステリー2005年8月特大号別冊ふろく/秋田書店。
以前、コミックス「8人の名探偵」を読んだときに、詳細不明で調べると言っていた「7人の名探偵」です。
▼「夏の夜にはミステリー(゜∀゜*)」
https://ameblo.jp/grayground/entry-10327739320.html
気が付いたら記事にしていない侭でした。
もうこれはこのタイミングしかないだろうということでUPです。
物としては過去にサスペリアミステリーに掲載された中からチョイスされて、付録冊子として再収録というもの。(冊子というより、普通にコミックス1冊分の分量あります。)
なので各作品の初出時期は異なります。
<収録作品>
・霞田志郎「四角い悪夢」太田忠司+あさみさとる
・辰寅 「水溶霊」倉知淳+風祭壮太
・江神二郎「開かずの間の怪」有栖川有栖+河内実加
・波田煌子「拍手する教師の涙」鯨統一郎+月嶋つぐみ
・関根多佳雄「給水塔」恩田陸+服部あゆみ
・森江春策 「殺人喜劇の時計塔」芦辺拓+鳥羽笙子
・有馬次郎 「鬼子母神の選択肢」北森鴻+上坂ナオ
有栖川原作作品は、学生アリスの「開かずの間の怪」。
「8人の名探偵」に収録されているのと同じものです。
ビジュアルだと大変解りやすく効果的な作品なのでコミカライズされて嬉しかったなぁ。
しかし今見ると河内氏の絵柄だと、アリスは兎も角、モチさんどころか信長さんや江神さんも可愛いな。懐かしい。
他の収録作品では恩田陸原作の「給水塔」(「象と耳鳴り」所収)が、虚実入り乱れて怪しく好みでした。怖くて後ろを振り返れなくなるのいいよね。
ということで、
「7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー」については、次の記事で!
まだ読み途中だから(・ω・)