オタクには成れぬまま | 猫の島調査報告書

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月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

突然ではありますが、語ります。

硲はオタクじゃないです。

分類として面倒なので他称でオタクと呼ばれるのは否定しないですが、少なくとも自覚的には全然思っていない。オタクと名乗っていい域には達してないです。

興味対象に関連する固有名詞すべてを事細かに背景から説明できるとか、
漫画の最初っから最後まで1コマずつ記憶していて再現できるとか、
作品の舞台となった場所の聖地巡礼をして土地の地理歴史を知り尽くしているとか、
ネットの無かった時代に小中学生なのによく分からん情報を掴んでいたとか、
自力で小道具や衣装や乗り物を材質含めて再現して多数保有しているとか、
作中オリジナル言語でファンレターを膨大に書き続けるとか、
趣味で知り合った人脈が原作者やご本人に自然に繋がってるとか、
そのくらいがオタクと言われるレベルだと思ってます。

深度以外の側面として、他人に語ろうとしないから硲の愛し方は発展性がないんでしょうね。
事象や作品への興味は尽きないし、内容の咀嚼も思いきりするし続けるけど、それだけじゃオタクというには弱いんですよ。

なので、生き様はオタクかもしれませんが、自分は精々ライトオタクだという認識です。