うつらうつら | 猫の島調査報告書

猫の島調査報告書

月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

本という紙媒体を選ぶのは案外ヒトらしい行為だと。

電子媒体の利便性や伝播性を尊ぶと同時に、自分は電気をそこまで信用していないから、千年後にモノとして残っていて其の時代の何者かが解読できる可能性が有る方もそれなりに選んでしまう。ヒトという物の電磁的思考を物にして、それをまた電子の波に乗せて、現状の技術ではそれらを拾ってプリントしたくなる。一旦供給されなくなったらロストテクノロジーになるしかないのだから。本もUSBの中身も誰かが開けるのを待つのみだけれど、やはりそれは物で冬眠しておくしか切り抜けられる方法はないのかとよく考える。遺伝子配列みたいに細胞に情報を持たせて、ヒト単体だけで器具なしに簡単に引き出せたり追加できたら面白いし、物による冬眠は考えなくなるか? なんなら個々の記憶が子々孫々遺伝すりゃいいのか? いやそもそもヒトが滅亡しても遺したいエゴが収まらないとなると物しかないのか。

なんてSF的夢想が捗る寝落ち一歩手前の22:00。
おやしまなさい。