つらつら 3 | 猫の島調査報告書

猫の島調査報告書

月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

アイドルに彼氏がいるかどうかが問題なんじゃないよー
生活感があるかどうかが問題なんだよー


個人的な考えでは、
ファンと同レベルに立っちゃいかんのだと思ってます。
物理的・精神的な距離感、だけでなく
神秘のベールに包まれてて欲しいわけです。

想像をする余地があること、
実は想像すら出来ないほど情報が開示されていないこと、
だけどそんなことには思い至らないほど完成されていること、
この辺りのバランスです。
肉声に聞こえているけれど80%は合成音、みたいな。
それをコントロールする、或る意味で極限のチラリズム

アイドルとは共同幻想であると定義して長いのですが、
演者とスタッフと観客の共同作業であり駆け引きであり、時に三者三様の思惑が絡み合って、ぽんっと理想のなにかの像が現れてしまう時があるのだと、見ようとした時にだけ発生する現象だということは明らかだと思います。


はっきり言って
彼氏がいようが彼女がいようが、そんなことは如何だっていいんですよ。
公言したっていいんです。
ただ、イメージコントロールが難しいから敢えてしないというだけでしょう。
すっっごく突飛な相手とか、絵に描いたようなセレブな相手ならば、おおっぴらにしても、そのままアイドル業は行けると思うんですよ。


近年ある一部の集団アイドルと呼ばれる人達にてスキャンダルが多発しているようでしたが、そこまで騒ぎも大きくならず。
ファンの耐性が強いのかと思っていたんですが、そうではなくて、一般人にとって想像の埒外の内容だけに現実味が無くてスルーされてるんじゃないかと気が付きました。もうちょっと身近な感じに捉えられたらもっとすごく炎上するんだろうなぁとか。

まあ元から興味が無かったり、ぱったり興味を失ったら騒ぐまでの体力は使わないから当たり前ですかね。