ミュージックビデオの話。 | 猫の島調査報告書

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月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

さて昨日(改め今日)ちょろっと触れたMVミュージックビデオのこと。

少し頭の中を整理してみたのだが、
名前のあるアーティストに対する新機軸なミュージックビデオ、プロモーションビデオというのは確かに難しいな、というのを感じた。



硲の好みで正直なところ言うと、

○杉山氏(1人目・青)
メンバーの撮り方が、めちゃくちゃ可愛い!

特に石田あゆみんが好きなのかな? でも全員がいつも以上に可愛らしく、今まで見たかったのに見れなかった可愛さが補完されて、その点で満足。
どこかでまた絡んでくれないだろうか。

ただ、なんつーか同じようなカットとテイストの連続で、1人目だったのに見てて後半飽きちゃったんだよなー。
ファンがこう思うってことは、初見のモー娘。に興味ないひとが見たら、ここでチャンネルを変えられてしまう可能性が有るってこと。



○渋江氏(2人目・赤)
CG多用で独自の世界観のまとめが凄い。見た瞬間に誰が作ったものか判るようなテイスト。
テイストだけだとあまり惹かれる方向でも嫌いな方向でもなかったが、目を奪われる展開と作りこみが素晴らしかった。

歌詞とのリンク具合(テーブルの上と下)や、小ネタ的な工藤のステーキ切り、謎形態のフクムラダッシュ、ズゴック下半身的なものまで、いい意味の職人的な意味でオタクくささを醸し出していて、これだな、と。

また黄金期的なハチャメチャ感に近いのも、謎な動きとストーリーもファン以外にアピールしそう。
プロ的に、今後どこまで1作品に時間を使える状況かに掛かってきそうだ。


○鴻埜氏(3人目・緑)
これはまたまた強めのタイプ。
モノクロで水に打たれる中で歌い踊る娘。は、確かに娘。のイメージと合致するし、百合展開も好きだ。
ただしずっとモノクロ、ずっと厳しめ哀しげな表情の同じまま進まれるとキツい。
このかたのも、後半4分の一くらい飽きてしまった。

「わがまま気のまま愛のジョーク」の歌詞とズレてるようだったのもちょっと。
ただ、別のタイミングで他の曲でなら見てみたい。


○総合的な感想
ともかく、いつものMVで物足りないと感じていたところが3作品ともスッキリ。
タレントの撮影時間2時間でこれが出来るならと、はるなんの様に言いたくもなるのであった。

また最初に書いた件だが、
選出された渋江氏のはモー娘。の既存イメージを保ったままの作品。地の利というかホームのテイストというようなものがあった
対して青の杉山氏のは、強かったりくどかったりおちゃらけている世間一般のモー娘。イメージとはかけ離れた作品だということも票には影響したと思う。(クオリティを抜きにすればね)
ということで、杉山氏の作品はコンペ向きではなかったかもしれないが、白ワンピに薄い青空、透明感のある笑みというアイドルの正統派の額縁を持ってくることで素材のよさをこれでもかと表し、逆にモー娘。に新機軸を見せてくれた作品として存在価値が高いと考える。