くっそ性格が悪くて一言でもうっすら褒めようものなら図に乗って自分に攻撃を加えるような野郎(男に限らず)であっても其の才を認めないことはなく又言を尽くして形容するであろう。地上に在る1瓩は1瓩であり、同じく人の性狷介であろうと才は才として有りの儘を伝えたい。
昨朝の夢見が良くも悪くも異様だったので矢張りそろそろ己の死期が近付いているのかと中二ぶってみたものの、後ろどころか目前に続く細道の上の地面殆どが四方に低く綱張られた小さな結界の連なりで足を踏み入れなければ何処にも(少なくとも前方には)行けないというとんでも無理ゲー仕様を思い出すと知らず冷たい汗が滲む。
そも俺はいづかたへ向かおうとした?
穏やかな早春の陽光り澄んだ空気の山の麓。里と言うには拓けた平野に延びる道の先は
この眼では測れなかった。