とどめ★「和算家の旅日記」/佐藤健一/時事通信社。一般向けの和算紹介をしつつ、遊歴算家という、江戸期の中~高等数学を各地に伝道した人々を大きく取り上げている。中でも1800年代前半の山口和の遊歴については「道中日記」という山口本人の書覚えが残されており、この本でも詳細が窺える。(「和算を教え歩いた男」全三巻に詳しい)さて、これにて和算本優先の読書は一旦止めて、ミステリ枠優先に戻したいと思う。「密室ミステリの迷宮」と若竹の「遺品」が私を待っている。