2010年8月の読書メーター
読んだ本の数:58冊
読んだページ数:7975ページ
再読:0冊
漫画・絵本:27冊
ともかく和算本を読み続けた。研成社多いな。。。(今月もだが)
おかげでミステリはちょびっとだけ。
★江戸の算法★
「吉田光由の『塵劫記』―二十六条本の現代訳と変遷」/佐藤健一/研成社。
塵劫記初版の内容を図版そのままに現代訳したもの。
江戸数学の多くはここから始まった。
鼠算、盗人算、継子引きなど、有名どころは初版には無かったってのは面白い。
「江戸を割る―和算とトリック・占いの不思議なつながり」/西田 知己/研成社。
割り算に注目した和算入門書。
「商」と「解」の違いや、何時から「余り」より「商」が重要視されるようになったのか、とか。
割り算による占いや、算木が予測道具→計算職の道具→占いだけに使うものと変遷していくのと同時に
「かんがえる」「かぞえる」といった語の持つ意味も時代によって変わっていくところへの言及は面白かった。
本文はみっちりで図版多めなページ構成が非常に読みやすい。
和算紹介本の2、3冊目に読むと丁度良いと思われ。
- 江戸を割る―和算とトリック・占いの不思議なつながり/西田 知己
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★もふもふ★
「ぎんぎつね」 2、3/落合さより/ヤングジャンプコミックス。
仔狐神使・ハルたん可愛す(・ω・*) マフラーがたまらない。
鳥居をくぐった瞬間の変化がぐっとくる。
おさるの双子も凄くいい。
人間サイドの真面目な神事の回もあって、細かい描写が何回も読み返させる。
- ぎんぎつね 2 (ヤングジャンプコミックス)/落合 さより
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- ぎんぎつね 3 (ヤングジャンプコミックス)/落合 さより
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