娚の一生 2 | 猫の島調査報告書

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月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

「娚の一生」全3巻/西 炯子/小学館flowersフラワーコミックスα。
 
 
●2巻
「ぼくには君ほどたくさん時間はない」
 
海江田に惹かれつつも、別れが怖くて一歩踏み出せないつぐみ。
しかし海江田を慕う助手・西園寺が乗り込んできたことで、2人の仲は又少し固まりつつあった。
 
つぐみはミス原発のふたつ名を示す有能さで地熱発電の企画を立ち上げ、海江田も淡々と教授業をこなす。
公私ともに順調に見えたその頃、一通の手紙が海江田に届く。
 
 
 
話進みすぎ!!
海江田の過去が明らかに。
 
『あんた誰?』の回。
端から見ると、子供に対する海江田の態度はアレなんだろうと判るんだが、両親に愛されて大家族で育ったつぐみには容れられない部分でもある。彼女が何時気づくのかハラハラさせられた。
 
あと、仕事がうまくいったとき幸せなのはダメじゃないから! それはそれ、コレはコレやから!
結婚に向いているかどうかは全然別だから。
 
結局当て馬とは言え、西園寺かわいいよ西園寺(外見だけじゃなく)。仕事も出来るし、字も美しい、頭も悪くない。
 
 
 
 
「ぼくは「結婚しよ」と言うてるだけや。「幸せになろ」なんか言うてへん」
「し、幸せにならない結婚って、なんなんですか!?」