誰もが知っていること。
そこは温室、外は寒い。
学校に在籍している時、
家庭にポジションの在る時、
外の風の冷たさを想像しないではいられなかった。
この日だまりの中に今居ることこそを不思議に思っていた。
感謝の念より先に、我が身の幸運が何故齎されているのか。
疑って詮無い事柄であっても、此処に在ることだけは紛れもなく事実て、幸せを知っていた。
数年の後には仲間の悉くが、この位置には居らず、
塒をひとつに共に歩む人も無く、
我と我が身のみを背負って行くことを当たり前に知っていた。
ただ、この幸せを忘れまいと思った。
自分よりも
考えなしという人種が居たことに驚く。
今日この頃。
何か出来たらいいですね。
来年の今頃。