「3月のライオン」3/羽海野チカ/白泉社ヤングアニマルコミックス。
- 3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)/羽海野 チカ
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1、2巻より落ち着いて読めた。
有名杯を争う激戦の描写は素晴らしい。後藤・島田戦で一挙手一投足を描いていないのに流れが判る手法をとっていて、少年漫画や青年誌では珍しい感じがする。
『主役だから勝つ』じゃなくて、悪役だろうが脇役に見えてようが勝つべく人が勝ち上がる。
例えば零の検討しまくった棋譜の5局や20局は一部でしかない。それって奴らは経験してこなして身についた後なんだよな。そういうところは零は付け焼き刃になってしまうのは否めない。大体特徴がないのにA級にいるって、『全部得意』の間違いだから。
若いっていいなーってだけの話じゃなくていい。
☆萎えポイント
・二海堂が萌えキャラ化。
二海堂の目はキラキラではなく爛々と輝いていてほしい派として残念だ。
「兄者」はいいんだ。島田八段みたいな兄弟子に対して子供化するのはよく解る。
ただ、デフォルメしっぱなしの外見☆を元に戻していただけると嬉しい。見た目が少々イケていないのにあの言動だから可愛いんだよ。
☆萌えポイント
・猫駒がレギュラー化。
・コタツで丸くなるどころか首まですっぽりな猫様s(*´∀`*)
・いちごちゃん&スミス。
スミスが野宮にならなくて良かった。