I NEED YOU | 猫の島調査報告書

猫の島調査報告書

月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目


今日は青春ものが続く。


「さよならの次にくる」<卒業式編>/似鳥鶏/創元推理文庫。


さよならの次にくる <卒業式編> (創元推理文庫)/似鳥 鶏

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「理由あって冬に出る」の続編。
英題"I NEED YOU"。すごいな。

●「あの日の蜘蛛男」
初めて書いたラブレター。
とんだ悪戯で飛んでいった先のビル屋上で、不運は重なり僕は締め出されてしまった!
一番近い隣のビルだって間は6メートル以上。もちろん落ちたらヤバいに決まってる。
小学生の"僕"・葉山は、あの日この危機をどう乗り越えたのか。
4年の時を超え、演劇部部長の柳瀬先輩と"名探偵"伊神先輩の再現検証が始まる。


●「中村コンプレックス」
思いがけず初恋の彼女の学校へ堂々潜入できることになった葉山。
しかし彼女はなぜか悪意ある悪戯の犯人とされているらしい。葉山は今度こそ伊神先輩に頼らず解決し、彼女を窮地から救い出せるのか。


●「猫に与えるべからず」
早く背が伸びれば、今すぐに10歳年を取ればいいのに。
そう思う中学生の僕の目の前で、伊神先輩は軽々憧れのお姉さんとも白猫ジャックとも仲良くなっていく。
そんな或る日、ジャックが公園の池で……。


●「卒業したらもういない」
卒業式。今日であの人――伊神先輩も此処からいなくなる。
『また遊びに来てくださいね』なんて後輩らしい言葉を渡して送り出すはずだったのに、彼は……。


以上4つの連作(?)短編と、各話間に謎の『断章』。
こればっかりは読んでもらわな解らん謎加減。



<感想>
クーデター笑った。
こういうのって、いかにも学校で好きだ。

思い出せば、
自分の母校は秋の中間テストと文化祭と体育祭が連続していました。下手すりゃ遠足も。10月は毎週イベントです。
ちなみに夏も、7月に期末テストと球技大会が連続週でありました。文武両道無茶すぎるw
先生の体力は凄かったんだな、うん。


ノスタルジックなネタの数々に、そんな懐かしさを抱きながら読了。
このかたはこのペンネームがいい。変えなくて正解。

続刊<新学期編>は断章と柳瀬女王様の出番に期待している。




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