- 群青学舎 四巻 (BEAM COMIX)/入江 亜季
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「群青学舎」四巻/入江亜季/エンターブレインBEAM COMICS。
不思議な短編集も今回で幕となりました。
登場人物も国も時代も全然違う短編が、ごたまぜで収録されています。
更に一巻からそれぞれが連作でシリーズが続いている
1巻に、A-1、B-1、C-1、
2巻に、A-2、B-2、D-1……というような構成なのです。
●「橋の向こう側」
とある宿屋さん一家の長男が主人公。青春の一幕ですな。
青春真っ只中・、振り返る青春と、この人の作品は全部青春モノかもしれません。
いい話ですが、これ一編だけで読むと魅力が薄かったのが残念。
ここで、全作読者だけの秘密の暗号を叫んでおきます。
ライダー! ライダー!! ライダー!!!
●「七色ピクニック」、「七色ファミリア」、「七色トゥモロー」
母にベタ惚れの3部作。
写真家の父と3兄弟(シャルル、ピエール、ミシェル)、母アースラの一家のお話。
アースラ激しく色っぽいです。バーン! としていて、ある種の理想の女かつ理想の母。
●「スパイ・アンド・スパイ」
ハンプティ・ダンプティ現る(笑)
●「続々々 ピンク・チョコレート」、「完 ピンク・チョコレート」
都三也子がヒロインの、自分は勝手にみゃこちゃんシリーズと呼んでいる連作。(主人公はみゃこちゃんではなく春日だよね?)
「完~」の題名を見たときに、「群青学舎」も終わるのかと思いました。捨松という名前を付ける時点で反則だよなぁ。勿論、みゃこちゃん最強&ラブラブで終わりましたが、何か?
●「老楡」
とある学舎の庭に生えている老楡視点(?)の描写。
これは人によって評価が分かれそうだ。話は好きなんだが、老楡がNHKおかあさんといっしょの樫の木おじさんみたいでひいた。
●最終話「本日はお日柄も良く」
女子高生の秋丸と一野は家出をして半年。いつも通りの朝。先生がいうには、今日卒業式だって。
先生が、格好よすぎます。
教師という人種の理想モデルじゃないか。反則だ!
それから最後までページは捲ろう。
お約束とお約束な反則がたっぷりの連作短編。もう一度一巻から読み返そうと思った。
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