「仲のいい死体」/結城昌治/創元推理文庫。
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読了。
坊主と医者と町会議員というと「覆面作家のお茶の会」(/北村薫)を思い出すが、残念ながらここの人々はそんなに仲がよろしくない。
小さな町だけにお互い許している部分も多いなとは感じたが。(昨日「村」って書いたけど町でした。申し訳ない)
作品の最初から、郷原刑事が歩くその1本裏の道を、お互いに知らずに犯人が死体を担いで歩いているようなリアルタイム感があり、なかなかに心躍った。
そしてかなり予想外で驚愕の動機だった。犯人は一応容疑者候補の1人ではあったのだが、この結末!
状況証拠で犯人が分かった後の詰めが素晴らしい。厳密には論理詰めではないが急転直下の流れがとても良かった。
最終的に判った動機は、今の時代にも有り得るものだろう。いや、今の方が益々大変だ。
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