- 敵は海賊・正義の眼 (ハヤカワ文庫JA)/神林 長平
- ¥651
- Amazon.co.jp
- アフィリ貼ってますが表紙表示したいだけなんで気にしないでください。
見るからにSFです。(早川さんが大好きな)
そして、
見るからに猫本ですo(^▽^)o
地球人ラテルと猫人アプロを主人公にした、広域宇宙警察海賊課の活躍が面白い「敵は海賊」シリーズの多分最新作(2007年作)。
今回も宿敵wの海賊、萄冥・ツザッキィ(ようめい・つざっきぃ。ようの正字は萄の草冠がない漢字)が現れるが、事態はそれ程単純ではなかった。
題名にもあるが「正義」。これがポイントとなる。
正義とは何か。
誰が決めた正義なのか。
それは誰にとっての正義なのか。
そのあたりを考えながら読むのが正解だった。(これは私にとっての正解)
最後はラテルとアプロ(とラジェンドラ)が解決して、萄冥がおいしい所を持っていくんだが、いつもより解りにくい。
ちょっと実体がつかみにくい‘敵’でした。
ドタバタが面白いのは相変わらずです。
ちなみに去年最後の1冊は、
「どんどん橋、落ちた」/綾辻行人/講談社文庫。
- どんどん橋、落ちた (講談社文庫)/綾辻 行人
- ¥620
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リンタローの悩みやタケマルの退屈は解消されたのか、現実世界も気にしながら収録作『どんどん橋~』だけ年越しに合わせて読みました(笑)
はっ、するとこっちが今年の1冊目か!?
初っぱなから、いつもどおりですが
また今年もよろしくお願い致しますm(・w・)m
2009年、佳い年になりますように。