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 いやー、未だに夜中に夢で悩まされるとは。。。プンプン

昨夜の夢はなぜか航務本部長から突然、必要搭載燃料は?と聞かれ90分とか適当なことを言ってしまい。。悩んで寝られなくなってしまったこと。

悔しいのでいつもより1時間早く飛び起きてPCで調べてみました。

昔はよく夜中に飛び起きて辞書を引いたものでしたが。。未だにその癖が抜けていないとは。。三つ子の魂 百まで。。か目

 

 

いつの間にか、昼夜で別々に決まっていたリザーブ(30分か45分)が無くなっているんですね。。

燃料搭載区分(73条の2)

1. Flight Fuel

  • 離陸開始〜目的地に到着するまでの燃料

2. Alternate Fuel

  • 目的地で進入復行をして、代替空港に向かい着陸するまでに必要な燃料
  • 代替空港が2箇所以上の時は、最も遠い空港に着陸するまでの燃料

3. Fixed Reserve Fuel

  • 代替空港上空1,500ftで30分上空待機できる分の燃料

4. Variable Reserve Fuel

  • 何か不測な事態に備えた燃料で次のどちらか多い方
    • 目的地に着陸するまでに必要な燃料の5%相当量
    • 目的地上空1,500ftで、5分上空待機できる分の燃料
  • 代替空港を選定できない時:上記の多い方+巡航高度で2時間で消費する燃料量

5. ETP Build Up Fuel

  1. 出発空港〜ETP (Equal Time Point)
  2. ETPで不測の事態(1発動機不作動もしくは与圧機能が使えなくなる事態)が発生し、最寄りの着陸できる空港もしくは、目的地まで飛行するのに必要な燃料で最も多い量
  3. 当該空港上空1,500ftの高さで15分間上空待機できる燃料
  • 上記の①〜③を合計した燃料量が、上記の1〜4の燃料の合計より多い場合、不足分を搭載する

6. Weather / Traffic Fuel

  • 天候や交通流を考量して搭載する燃料

7. Taxi Fuel

  • ゲートから離陸までに使用する燃料

8. Tankering Fuel

  • 目的地の燃料価格が高いなどの理由で余分に搭載する燃料

9. Extra Fuel

  • 1〜8の項目以外で、操縦士が必要だと判断したら搭載する燃料

まとめ

ひとえに搭載燃料といっても、このようにいくつかに区分分けされています。

離陸前に順番待ちが長くなりそうな時などは、TAXI FUELを余計に搭載していくなど、天気や状況を見て、どのフェーズの燃料が余分にかかりそうか判断して、搭載燃料を決めていきます。

そして、それが実際に搭載されているのかコックピットで確認できないと出発させてはいけないと決められているのです。