ストーリー・ライター
男は自らの世界に描いた幻想が、現実に起きている出来事と比較し、
楽観的でも悲観的でもなかったことを知る。
つまり、現実はいつも不確定に満ちてはいるが、曖昧さの巣窟である幻想にはない実体性を持っている。
思い描くとおりには進まない不確定な出来事の数々。
そこには多様な感情が詰まっていて、時に笑いたくなるほど面白い。
幻想など一定の意味しか持たず、現実を直視し、
その中で自らを描くことの大切さと、面白みに男は気づく。
メイビー・アイム・クレイジー
週末のサッカー観戦が、日頃の殺伐とした生活の一時のオアシスに。
だからと言って社会人生活が嫌で仕方なく、日々憂鬱に打ちひしがれているわけではない。
どちらかと言えば、止まらない激流に流され、できるだけ水死しないよう根気強く
耐えているという方がニュアンス的に近い。
そして、激流に耐えながら、その流れにどうすれば上手く乗ることができるのかを
ゆっくり時間を要しながら考え、実行している日々の生活。
殺伐とはしているけど、充実感は満点で、やりがいのある仕事ができるている日常である。
週末のオアシス。この息抜きのために平日は仕事に精を出している、というのは過言ではない。
それがあるから頑張れる。そういうニュアンスだったりする。
だから週末は好きなチームの応援に行こう。
と思いきや、今週末は試合がない。おそらく長いシーズンの中で唯一の試合なしの週末。
時にはそういうこともある。木曜日の収穫のない試合のことを忘れたかったんだけど。
キープ・オン・ムービン
チームを応援するということの醍醐味を実感することができた。
感想としては、そんな感じだろうか。
最近、初めてゴール裏で声を張り上げてみた。
周囲を気にせずにバモるなんて恥ずかしいかなぁなんて思ったりもしたんだけど、
気づけば周りの人たちにつられて跳ねている自分がいた。
それが本当に楽しい。同じ意志を持った人たちの中にいるだけで楽しい。
見ず知らずの人とも喜びを共感することができて、突拍子のない出会いもあった。
こんなことなら、もっと早くあの渦の中に身を投じてみれば良かった。
そ して、もう1つ知ったことがある。
あの中にいると、負けた時の悔しさが想像以上だったっていうこと。
喜びが増えた分と同じく、悔しさも倍増して圧し掛かってくる。
それは、バックスタンドでチームを客観視していた頃よりも、
直接的にチームを応援しているということなんだろう。
これが1つのチームを応援するということの醍醐味。本当の面白み。
跳ねながら、歌いながら、実感した。
プッシング・ミー・アウェイ
先週の土曜日、湘南に負けた日の帰り道。
嬉しそうな表情を浮かべる湘南サポーターを横目に、負け組みオーラを隠せなかった僕。
東海道線で揺られている時も、東京駅に到着してからだって、ドンヨリした空気が漂っていた。
そして、水曜日の鳥栖戦。
こういう平日の試合を観戦できないのは、社会人として仕方ないことなのだが・・・。
この試合を観戦できなかった僕は負け組み。
今週末の甲府戦。
本日、配属先が決定し、何かとゴタゴタが続きそうなので不参加が決定的。
言いたくはないが、これはもう負け組みだ。
イン・ブルーム
見頃を迎えた桜は、どこで見たって美しさに格段の違いはないんだけど、
味スタ周辺で見えた桜は、まだ七分咲きながら、閑静な景色に映えていたし、
これから満開を迎えるであろう期待感を感じさせてくれた。
肝心の試合内容も、ここ何試合かの停滞した雰囲気を払拭し、
攻撃面で今後に繋がるであろう形を見せてくれた。
とはいえ、結果は皆さんご存知のとおり当たって砕けたわけだが。
不安なのはDFが統率されないまま、引いて守備をしてしまったこと。
そして、数名の選手の負傷という現実。シーズン前に不安視していたことが現実味を帯びてきたようでもある。
まだまだ蕾の状態にあるチーム。いつかは美しい花を咲かせるだろうと信じて待っている。
見頃を迎える時を楽しみに待っている人々のために、開花した際には驚くほど美しい花を見せてもらいたい。
