チェイシング・カーズ
選手に対して野次を飛ばす人の気は知れないかな。
いくら安くはないチケット代を払って、予想に反した無様な試合を見せられたとしても、
汚い言葉で選手を罵倒する気持ちには、どうしてもなれないと思う。
ただ、試合後になぜブーイングが起こったのかを選手たちにも考えてもらいたい。
出場した選手たちは、いつでも全力を尽くしている、といったコメントを残しているけれど、
申し訳ないがそれを100%信じられる試合内容ではなかったし、
お世辞にも評価できる展開でもなかった。
あれで全力なら、昇格なんか戯言にすら聞こえてしまう。厳しい言い方をすればね。
次節の仙台戦。今のヴェルディにとっては数段格上の相手ではあるけど、
栃木戦後のブーイングから何かを得てもらって、頑張ってほしいと思う。
最後に、僕は明日から新社会人になる。どうしたって逃げられない道程だから、
何事にも負けないように頑張る。だから、ヴェルディももっと頑張ってほしい。
アイ・スティル・リメンバー
25日は大学の卒業式だったため、水戸遠征ができなかった。
もっとも、予定が空いていたとしても、茨城まで足を伸ばしていたかは分からない。
試合内容は、他のサポーターの方々のブログを拝見する限り、
散々な試合をしてしまったようで。富山戦のロスタイム決勝ゴールの余韻を一瞬にして
消し去ってしまうほど酷い内容だったらしい。
セレッソ戦でも明確に見えたチームとしての熟成の差。ここでも如実に表れてしまったようだ。
まだJで戦うには戦力が整っていないチームに対しては強気にいけるけど、
今年こそ昇格を狙っているチームに対しては力の差を見せつけられてしまう。
今のヴェルディは、そういう位置に停滞しているということだろう。
ということは、次の栃木SC戦は勝てるってことか。そういう問題ではないね。
数年前に天皇杯で敗れているっていう悔しい気持ちはあるし、
ここでは少なくとも優位な試合展開くらい見せてもらわないと、サポーターが納得しないでしょう。
監督が示唆しているメンバーの入れ替え。そこに注目しておこう。
ラヴ・イズ・ファースト・ソング
「今度の日曜日は出掛ける」と言うと、何人かに「東京マラソンに出るの?」と聞かれた。
その場合、冷静に「サッカーを見に行くのです」と答えておく。
すると、あからさまに残念な様子を見せる人がいて、何だか申し訳ない気分になった。
全くこちらに非があるわけではないのに。
日曜は午後から天気が下り坂らしい。
できれば春の陽気の中で試合を見たかったけど、こればかりは仕方ない。
たぶんバックスタンド観戦になるだろうし、雨具を忘れずに。
いつかは、雨に打たれながらも懸命にゴール裏で叫ぶ人々の仲間に加わろうとは思っているよ。
そうだ、こんなこと言っておきながら、まだ日曜の試合のチケットと買っていなかった。
もう自分の中ではシーズンパスを購入した筋金入りサポーター気取りってことなんですよ。
戒めのため、今からランニングを兼ねてコンビニ行って参ります。
日曜日。とりあえずは靖国通り辺りでランナーたちを冷やかして、それから味スタっていうルートも悪くない。
スピード・オブ・サウンド
自分がスタジアムに行くと、チームは負けてしまう。
久しく勝利するチームを見ていないせいか、そんな根拠のない空論を信じてしまいそうになる。
しかし、昨日の試合では光明を見出すことができたせいか、そんな空論を打ち砕けるくらいの
強い気持ちを持てそうでもある。
試合には負けた。後半には運動量が落ちて、相手にペースを握られた。
それでも、今後に繋がっていくような希望を感じることができたことが嬉しかった。
チームの状態が状態なだけに、時間が必要だということは多少なりとも理解していたつもりだ。
けれど、昨日の試合を見たことで、このチームには成長の余地がとても大きく残っていることを
あらためて実感することができた気がした。
どのくらいの時間を要するかは誰にも分からない。延々とシーズンをとおしてチームを熟成させるか、
いつの間にかチームとしての能力を向上させることができているか。
どちらが良いのかは分からないけど、こうやって希望を持てるくらいポジティブにチームを
見ることができているだけでも、喜ばしいことだと思う。
アイ・ミス・ユー
7日の開幕戦は、同じ日にNew Found GloryのLIVEが新木場であったので参戦断念。
嫌な予感はしてたけど、まさか徳島でのアウェイ戦と日程がかち合うなんて。日頃の行いが悪いのだろうか。
8日は柏までサテライトの試合を見に。サテライトは初めてで、最初はどんな雰囲気なのかも予想ができず、
おそらく、ユース所属の選手ばかりが寄せ集められたチームなのだろうと、
勝手に思い込みながらスタジアムに足を運んだものの、メンバー表を見て、ほぼ主力組の構成であることに
驚き、花粉症にめげずに柏まで来た甲斐があったと喜んだ。
それも束の間、ほぼあっという間の3失点。それも、かなり内容の悪い失点の数々。
徳島との試合では、多少なりとも前進している希望が見えただけに、柏戦の落胆は余計に大きく感じた。
できることなら、徳島戦同様、これから少しずつ強くなりそうな兆候を見ることができたら良かったのだが。
しかし、停滞気味に思えるチームを尻目に、次の試合は刻一刻と近づいてくる。
次の相手は強敵のセレッソ大阪。ホームとはいえ、なかなか難しい試合であることは想像に容易い。
セレッソ戦では、今年のヴェルディに直接声を届けることができそうだ。今から楽しみ、楽しみ。