今回はデンデラにあるハトホル神殿について書く。

 

この神殿は古代エジプト最後の神殿の一つである。

クレオパトラの壁画が残るなど、時代的には新しく極めて保存状態が良い。

月の満ち欠け、太陽の運航などをテーマとした天井画があり、美しい色彩が残っている。




是非とも一度訪れて、この天井画を眺めてほしい。
宇宙と神話が溶け合った、古代エジプト人が生きていた頃の夜空の中を漂っているような気分を味わえる。

内容も謎めいている。とても面白い。



この神殿には黄道十二宮図のレプリカ(星座の載った天体図)、地下空間のデンデラ電球(オーパーツとして有名)などの見どころもある。




特に地下を探索するのは楽しかった。

冒険家になったみたいで浪漫を感じた。


神殿では今も儀式が続いている。



なかなかアクセスが厳しい場所にあるが、それでも行く価値は十二分にある。

天井画があまりに美しいので、見上げすぎて首が痛くなるほど眺めていた。


この神殿に来て、青色が更に好きになった。

海や空の色が青いのは、他の色の光は目に届く前に吸収されてしまうからだと言う。

青は最後に残る色で、それは遺跡も同じのようだ。

文明が最後に残す色は、きっと青色なのだろう。