浮かぶ(短編小説) | 読書な日々、日々。

浮かぶ(短編小説)

ぷかり、ぷかぷか。
お空にあるのはなぁに。


あれはね「くも」よ。
真っ白でふわふわしているでしょう。

くも…まっしろ…きれいで、かわいいのね、母さま。

あら、あなたの名前もそうでしょう。

なまえ?

そうよ、真白。あなたが生まれた日は雲がとてもとても綺麗だったの。

ましろとくもはいっしょ?

真白のほうがずっと可愛くて大切よ。

母さまだいすき!

うふふ。






ぷかり、ぷかぷか。
ましろと同じくも。


ぷかり、ぷかぷか。
なんだかうれしい!


END