救急処置シミュレーション実習~自ら考え、点を線にする~ | 大学教員の子育ておやじ学

大学教員の子育ておやじ学

6歳息子と1歳10か月娘の2児の子育て父親の仕事と子育ての両輪を目指す奮闘日記です。子育て日記と子育てに役立つ情報を発信しています。

大学助教/栃木県の公認アスレティックトレーナーの剱持です。

 

本日は、午前中にトレーナー課程の救急処置の補講で

 

シミュレーション実習を実施しました。

 

〇点を線にする

 

救急処置の授業では、半期をかけて

 

・傷害の評価方法

 

・緊急時の救命処置(心肺蘇生法、頭頸部外傷)

 

・外傷時の救急処置(RICE処置、止血法、創傷処置、患部の固定法、運搬法、内科的疾患)

 

・緊急時対応計画

 

を講義と実技を通して学んできました。

 

今日は、”学んだ1つ1つの点を現場を想定して線にする”シミュレーションをやりました。

 

〇与えられた環境の中で、最善の方法を選択する

 

傷害の処置を1つとっても

 

知識で知っていること”=”実際に、できること”にはなりません。

 

知識だけ蓄えるだけではなく、インプットした知識を踏まえて自分の頭で考え判断をすることを

していかなければ、マニュアル的な対応になり、状況に合わせた対応が難しいと考えています。

 

そういう意味でも学生にとって、シミュレーションは多くの学びの場となります。

 

目の前で傷病者を発見した時に

 

いる人たちで

 

ある物品で

 

ある場所で

 

できることで

 

与えられた今ある環境の中で、状況判断をして”最善の救急処置の方法として自分たちに何ができるのか

 

これがなければ、私は応急処置ができません。

では、困ってしまいます。

 

<トレーナー役と傷病者役に分かれて事前ミーティング>

 

 

<大学の体育施設で発生したことを想定した実習>

 

 

最後は、「実際に対応した処置」について、初期対応から評価法、処置法の振り返り