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ゆうよう子です

 

 

みなさま、プロトコール(プロトコル)
という言葉をご存知でしょうか?

*データ通信を行うためにあらかじめ定めておく通信規約とは別の意味で

 

 

少し堅い話のように
聞こえてしまうかもしれませんが
外交儀礼・国際儀礼のことを指します

 

 

それは、歴史や風俗、宗教、文化の差異を知った上で
お互いの習慣やしきたりの違いを尊重し合い
決して自国のものを強制しないというのが原則で

 

・相手を認めよりよい関係を築くため

・無用な誤解・軋轢を防ぐ役割

 

としてプロトコールがあります

 

 

これは国家間に関わらず
グローバル化が加速する現代では

国と国、都市と都市などという

大きな単位だけにとどまらず

 

私たちの身近にある

企業と企業、個人と個人という

関わりにおいても必要な心得として

認識されはじめています

 

 

そのプロトコールの基準となる

5大原則があるのですが

 

それは

 

日常における人との関わり方や
コミュニケーションの取り方
個人が持つ心得に置き換えができます

 

 

そのプロトコール5大原則とは

 

⑴序列の重要性

相手との力関係を端的に示すもの

 

 

⑵右上位

主催から見て右側が上位である

(和室では左上位)

 

*1915年(大正4年)11月10日の大正天皇即位礼から天皇・皇后両陛下の立ち位置が変わり、公式行事を含め国旗掲揚など全て「右上位」となった

 

 

⑶答礼・相互主義

おもてなしをされたら同等程度の返礼をする

交流は相互交流でなければならない

 

 

⑷異文化尊重

「郷に入っては郷に従え」

相手に敬意を払い相手の習慣や文化を尊重する

前提には自国の伝統や文化を理解し身につけていること

 

⑸レディ・ファースト

中世の騎士道精神から生まれた習慣

欧米諸国では日常習慣

ビジネスシーンでは女性の地位が上がり配慮が必要な場合がある

 

 

以上がプロトコールで定められている5大原則です

 

 

もちろん、これらは基準であり
話し合いにより変更もあり
また、国家間など戦略的な仕掛けがなされると
それらは変わってきます

 

 

 

目上の方を尊重し、敬い
して頂いたことにはお礼をし
相手を知り、理解しようと努め
強いものは相手を守り労わる

 

といった私たちの日常にあることに置き換えられると思うのです

 

 

 

 

こちらは、1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災の直後

故ダイアナ妃が日本に来日した際の写真

 

 

階級制のプロトコールに従って当時プリンセスだった故ダイアナ妃が

エンペラーである天皇陛下とエンプレスである皇后陛下に跪礼(きれい)

されている場面です

 

ヨーロッパでは高貴な女性は

「跪礼(きれい) Curtsey(カーテシー)」といい

背筋は伸ばしたまま片足を斜め後ろの内側に引き

もう片方の足の膝を曲げて挨拶をします

 

正式には後ろに引いた脚はもう一方の足の後ろにクロスさせ

最敬礼の際は背筋を曲げ、頭を膝の下にまで持ってくるなど

キャサリン妃をはじめヨーロッパのロイヤルファミリーの

Curtsey(カーテシー)の画像は

インターネットでもたくさん見ることができます

 

 

私は、ダイアナ妃の、敬う姿勢と表情

Curtsey(カーテシー)というヨーローッパのスタイルで

最大の敬意を表していることが感じられるこちらの写真は

プロトコールの真髄を表しているように感じるのです赤薔薇

 

 

 

 

 

 

ピンク薔薇みなさんに沢山の幸運が舞い込みますようにピンク薔薇

 

 

 

 

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