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ゆうよう子です
経営者やビジネスリーダーの方を対象とした
『外見のプロデュース』と『マインドのサポート』を行う
ビジョンメイクプロデューサーをしています
ビジネスリーダーのみなさまにとられまして
必要なマナーの一つとして
食事のシーンでの正しいマナーを知っておきたい
というお声が多くあります
今回は日本料理で使われる「箸」について。
日本では「箸は使った人の魂が宿る」とされ
清潔で衛生的なことから人をもてなすときには
誰も使っていない新しい箸として
割り箸が使われてきました
「箸」にも『格』があるとされています
画像元:http://bs-aqua.co.jp/waribashi/edo_iwaibashi/index.html
一番格上なのは、お正月に使う『柳箸(祝箸)』
『柳箸』が格上なのは、その材質が一番の理由だと言われており
その名の通り柳の木でつくられています
柳は大変しなやかで折れにくい材質なため
正月早々から箸が折れるのを防ぐために
柳を使った箸が広まったという説や
柳の木は春一番に芽が出るとてもめでたいものとされているため
ともいわれます
次に格上なのは『割り箸』です
割り箸は基本的に使い捨てです
使う度に清浄なものを使うことになるので
柳箸の次に格式が高いと言われています
私たちが普段家庭で使っている『塗り箸』は
どんなに高価なものでも
割り箸よりも格下だとされます
・正月やお祝いの席では白木の柳箸で祝うのが正式なしきたり
・通常の席で使われる天削箸は箸袋に入れられている
・利休(利久)箸は帯が巻かれている
〜箸袋について〜
箸袋は「その人のために用意した箸」
という意味で人の手に触れないように
という配慮から付けられています
日本料理のマナーとしては
箸置きが用意されていない場合は
箸袋を千代結びに折って
箸置きの代わりにします
(*折り方は千代結びでなければならないということはありません)
*イラストの引用:和食検定ブック
箸置きの役割は箸先や膳などに
直接触れないためにあります
箸置きの上に箸を置くときは
箸先一寸(約3cm)が箸置きより先に出るように置きます
箸使いでは「箸先五分 〜 一寸まで」が
使って良い範囲とされています
*五分:約1.5cm
そして食事が終わったら箸先を箸袋に入れ
汚れた部分を見えないようにします
箸使いの所作が美しいと一緒に食事をしている人も心地よいものですね♪
次回続きは
・箸使いとタブー
・一緒に食事をしている人を不快にさせる所作
・食器や箸を傷つける所作
・縁起が良くない所作
についてお伝えします
みなさんに沢山の幸運が舞い込みますように
ゆうよう子へのお問い合わせ:gratia.president@gmail.com