本格的な雪の結晶冬の到来が近づくと寒さ対策に
色々なアイテムが増えてきますね

コート、帽子、マフラーそして手袋

その中でも手袋は寒さや乾燥を手元から防ぎ
背筋をすっとして歩くためにも欠かせません

女性だけでなく、もちろん男性にとっても
大切なアイテムです

そこでパーティーシーズンでもありますし
少しフォーマルな場にでも持っていかれる
革の手袋についての選び方、身に付け方を
ご紹介します宝石赤

これは私が男性のコンサルティングをするうえで
とても参考にさせて頂いているメンズファッション
服飾評論家の出石尚三(いずいし しょうぞう)氏
の参考本から

理想の手袋の選び方

どんな手袋が理想とされるか判断するためには
お札を数えてみなさい、と言われています。
つまり
手袋をはめた手で間違いなくお札を数えられるようなら
良い手袋である、と。
たとえば世間ではペッカリー(イノシシに似た動物の革)
が上質の手袋であると考えられています。
これは伸縮性があって手によくフィットするからです。
ただし、実際の使い方としてはカジュアルな服装に向く手袋で
正装の時には使えません。正装にはシャモア(カモシカの革)
キッド(子羊の革)ピッグスキン(豚革)などの手袋が適しています。
色としては、白、淡いグレー、ファーン(淡いベージュ)など。

正しい手袋の扱い方

ふつう手袋を脱ぐ時指先部分を引っ張ろうとします。が
これは正しいやり方ではありません。手袋はたいてい薄い革で
薄い革は引っ張っているうちに伸びてしまいます。
第一、本当に上質の本当にピッタリフィットした手袋は
引っ張ったくらいでは脱げないものです。
そこで脱ぎ方です。
簡単に言うと剥くのです。ちょうどバナナの皮を剥くように。
手袋はまず例外なくスリットが入っていますから
このスリットを利用して、くるりと裏返しにするように、剥ぐ。
右も左も同じようにして半分ほど裏返しになったところで
静かにゆっくりと手を揉みます。手を洗うときのしぐさ。
こうすると簡単に手から離れます。
はめるときは、これの逆です。半分ほど折り返すようにしてから
指をはめて、下を元に戻します。
革の手袋を上手に扱うときには是非やってみていただきたいです

色に関しては、その方のカラーでも良いと思います。
正装のドレスコードでなければブラック、ブラウン
などもいいと思いますニコニコ

身に付けたものを脱いだり着たりするしぐさが
エレガントだと、また素敵かと思います宝石紫