初任の頃、憧れていた経験豊かな先生が「俺は子どもと接する時、その後ろにいる保護者を意識している」と言っていた。
その時は、私はそこまで考えることができなかったけれど、今はその大切さが分かる。
情緒面で配慮が必要な子どもは、自己肯定感が低い傾向がある。また、その保護者も自己肯定感が低い傾向があると感じる。だから、子どもの自己肯定感を上げるためにも、同時に保護者の自己肯定感を高めるためにはどうすれば良いかを考える。
具体的には、子どもが上手く何かができたとき、その子どもを十分に認める、保護者にそれを伝えるのと同時に、「お母さんの〇〇のおかげで」と、保護者の方のご助力への感謝をきちんと伝え続ける。子どもの成長を、保護者の方の関わりの結果であることを、言葉で伝え続ける。
子どもと保護者の自己肯定感が高まっていくと、好循環が生まれ、親子が生き生きとしてくる。それは、とっっっても嬉しいことだ😊