若い先生方は、本当によく頑張っています。
子どもたちのために一生懸命で、熱い思いを持って日々の教育に向き合っている。その姿は、周りから見てもとてもよく伝わっています。
その一方で、
- きちんとクラス経営をしなければ
- できる先生だと思われたい
- 子どもたちをしっかり指導しなければ
そんな思いを、少なからず抱えている方も多いのではないでしょうか。
実は、私自身も若い頃は同じように感じていました。
大切なのは「自然体でいること」
子どもたちと接する中で、そして同僚と関わる中でも、
とても大切だと感じていることがあります。
それは、自然体で接することです。
子どもたちは、先生の言葉の内容だけでなく、
その「雰囲気」や「空気感」をとても敏感に感じ取っています。
たとえ正しいことを言っていても、
- どこか力が入っている
- 余裕がない
- 無理をしている
そんな雰囲気があると、子どもたちは無意識にそれを感じ取り、
落ち着かなくなったり、心がざわついたりすることがあります。
子どもは「先生のあり方」を映す
人との関係は、出したものが返ってくることが多いものです。
先生が自然体で、落ち着いて、
そして愛のある優しい言葉で接していれば、
子どもたちもまた、穏やかで優しい気持ちで過ごすようになります。
もちろん、時には厳しく伝えることも必要です。
ただその時も、
「あなたのことを大切に思っているから、ここはきちんと伝えるね」
という思いがあれば、その気持ちはしっかり届きます。
安心感が、成長の土台になる
人の成長には順序があります。
安心・安全、認められているという感覚があってこそ、
「頑張ろう」「成長したい」という気持ちが生まれてきます。
だからこそ、
- 楽しく過ごせる教室
- 安心して自分を出せる関係
- 認めてもらえていると感じられる空気
こうした土台をつくることが、何よりも大切です。
「こうしなきゃ」よりも、「信じて関わる」
「もっと頑張らせなきゃ」
「こういう姿にしなきゃ」
そんな思いを持つこと自体は、決して悪いことではありません。
それだけ子どもたちのことを考えている証拠です。
ただ、その思いが強くなりすぎると、
知らず知らずのうちに、子どもたちに窮屈さを感じさせてしまうこともあります。
それよりも、
- 子どもが本来持っている優しさ
- 成長したいという気持ち
- 頑張ろうとする力
これらを信じて、そこに栄養を与えていくような関わりをしていくこと。
自然体で、愛のある言葉を積み重ねていくこと。
それが、長い目で見たときに、
子どもたちが一年を通して健やかに成長していくための土台になります。
最後に
若い先生方は、すでに十分頑張っています。
だからこそ、少し肩の力を抜いてみてください。
無理に「良い先生」になろうとしなくても大丈夫です。
自然体のあなた自身で、子どもたちと向き合うことが、何より大切です。
子どもたちと一緒に悩み、一緒に笑い、一緒に成長していく。
そんな関係の中でこそ、あたたかい学級が育っていくのだと思います。
