ひるもなほ
星みるひとの 目にも似る
さびしきつかれ
早春のたび
(宮澤賢治)
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昼でも星を見ることができる人は
ほとんどいない。
そこにあるけれど人の目には見えないものを
見ようとしても寂しく疲れるだけ。
それと早春のたびは似ている。
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現代語訳するとこんな意味らしい。
私も、寂しき疲れではなかったが
早春の日帰り(!)青森→仙台の旅は
いやはや疲れました😅
思いつきのノリと勢いで決行した
無謀な弾丸旅行でしたが、
そんなクレイジージャーニーも
後になるといろいろ笑えてきて、
日帰りならではの時間との戦いの中感じる
ヒリヒリ感(色んな意味で)も悪くないなと、
そういえば私ってこういうの面白がるタイプだったよなと
思い出しましたw
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さて、前出の賢治の短歌に話を戻して。
彼にとっての早春の旅とは、
一体どんなものだったのだろう。
真昼の空に
目には見えない星を探すように、
不確かなものを探すのは
確かに寂しく、孤独だ。
その寂しさに耐えかねて、
次第に見えるものばかり追いかけて
刹那的に生きることで
見えないものを見ようとしなくなったり、
探すことは時間の無駄だと、そんな風に
切り捨ててしまったり。
それでも
心のずっと奥のほうで
消えそうになりながらも
小さく灯っている炎を
決して見逃さないでいてくれる、
そういう存在が居てくれることは
なんとありがたいことか。
誰の心の中にも、きっと🍀
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